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心臓に臍帯血を注射する【新たな再生医療】

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Eva Weilerさんが妊娠20週に入って医師から告げられたのは、生まれてくる赤ちゃんの心臓が病気を抱えていると言うことでした。

それは、左心低形成症候群(HLHS)と呼ばれる先天性の難病でした。

生後手術を受けた赤ちゃんが臍帯血に存在する幹細胞を注射によって移植すると言う初の試みとなる手術を受けた記事を紹介します。

画像と文章引用:CBC NEWS

Children with HLHS typically have three surgeries that allow the developed side of their heart to pump blood to the entire body. But by early adulthood, the heart starts to fail.

HLHSの子供の成長した心臓が血液を全身に送り出せるようにする典型的な三段階の手術がある。しかし、成人を迎える頃までに心臓機能が弱くなり始める。

Doctors at Children's Hospital Los Angeles are trying something new. They're collecting the baby's cord blood at birth to gather stem cells. Then when the child undergoes the second HLHS surgery, "We're going to inject stem cells into the right ventricle," explains Dr. Ram Kumar Subrmanyan.

ロサンゼルス子供病院の医師チームは新たなチャレンジを試みた。彼らは幹細胞を採取するために生誕時の赤ちゃんの臍帯血を収集している。子供が2度目の手術をする際に「我々は右心室に幹細胞を注射することにしている」とRam Kumar Subrmanyan 医師は説明する。

He believes injecting the stem cellsdirectly into the heart will help stimulate muscle growth, making it stronger.

彼は心臓に直接幹細胞注射すれば心筋の成長を刺激し強くするのに役立つと信じている。

"The hope is that this will delay or even prevent heart failure in this subset of patients," Subrmanyan said.

「希望はこの治療を受けた一部の患者の心機能低下を遅らせ、更には予防することです。」

Families taking part in the clinical trial are given free storage for their child's stem cells from birth until they're used in the surgery.

臨床試験に参加している家族には手術で使用されるまで無料で保存された彼らの臍帯血が提供される。

Researchers say so far they're seeing positive results in children who received the injections as part of a clinical trial. The final results are not yet known.

研究者によれば臨床試験の一端として子供が注射を受けたことに今のところ前向きな結果が見られている。最終的な結果はまだ分からない。

Weiler is hopeful it will make a difference for her daughter.

母親のWeilerさんは娘の健康に変化を期待してる。

"I want to give her every possible chance that I can," she said.

「私は彼女に出来るだけ、どんなチャンも与えてあげたい」と彼女は話した。

(引用おわり)

ご存知の方も多いかも知れませんが、心臓には4つの部屋があります。

自分の右手側に2つ、左手側にも2つ。

左心低形成症候群とは簡単に言えば、左側の部屋が形成されない病気です。

心臓は肺から酸素を受け取って全身の細胞に送ります。

全身の細胞から二酸化炭素が心臓に戻ってきます。

画像引用:ウィキペディア

心臓の左側は肺から酸素を受け取り全身に送る役割がある為、左側が機能しないことは致命傷になることは想像がつくかと思います。

国立循環器病研究センターによると、2歳半までに3回の手術をすることが記されています。

この記事の手術に使う万能細胞にはES細胞でもiPS細胞でもなくお母さんと赤ちゃんを繋ぐ臍の緒に含まれる臍帯血が選択されています。

この病気は先天性、つまり赤ちゃんが生まれつき患ってお母さんのお腹から出てくるので、早い段階で診断をつけられれば、臍帯血の確保が有利になります。

さらに、この治療が上手くいけば、赤ちゃんの生存率やその後のQOL(生活の質)が上がることは間違いないでしょう。

因みに、採取された臍帯血の保管先は公的臍帯血バンクと民間臍帯血バンクがあります。

公的な臍帯血は無償で白血病などの血液疾患に提供され、民間のものは赤ちゃんと家族の為に有償で保管ができると言う違いがあるそうです。

民間のステムセル研究所では臍帯血保管者数は5月8日時点で現在43514名います。

この数字は大きのか小さいのか分かりません。
(皆さんはどう思いました?)

でも将来の保険のためにこの技術にかけている想いは同じはず。

その臍帯血がどのように保存され、どのくらい保存できるのかを最後に抜粋しておきます。

細胞にダメージが少ない手法で凍結した後に、超低温(マイナス190℃)の液体窒素タンクで保管します。この状態で半永久的に保管可能であると考えられています。文献的には液体窒素で23年間保管したさい帯血幹細胞の有効性を示すデータが報告されています。

ステムセル研究所

臍帯血に関してもっと詳しく知りたい方は、上記ページ(ステムセル研究所)を散策されてみては如何でしょうか。

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