ユーザーの皆さんにとってこの記事はやや退屈な話かも知れません。
でもちょっと待って下さい❗
このページには皆さんが絶対に知らないことを書きます。
なぜなら日本眼科学会から知らされていない真実だからです。
別ジャンル・目の話にも書きます🙂
酸素不足は血管新生やむくみの原因となるとされてきた
これまでの常識・目は酸素が必要な組織
では、黒目より小さいハードレンズと黒目より大きなソフトレンズがあるところからスタートさせます。
人が持っている「目玉の表面のレンズ」は透き通っている必要性から血管がありません。
このレンズを角膜と呼びます。
血管がない角膜は自らが呼吸して酸素を取り込んでいます。
酸素は血流に乗って細胞に運ばれますが、角膜の酸素吸収機能は直接大気中から行われていることになります。
角膜が呼吸するために必要な酸素の量は、寝ている時には起きている時3分の1に減少すると言われています。
瞼で「ふた」をするから酸素不足になります。
レンズを装着すると「ふた」になるから出来るだけ「ふた」が小さい方がいいと言うわけですね。
一般に「ハードの方が酸素の透過性が高い」と説明されます。
より正確に言えば「ハードのほうが酸素の供給面で有利」となります。
小さいから酸素が供給されやすい。「透過性」は「ふた」が「どのくらい酸素を通すか」という性能のことです。
ハードはこれ以上分類できませんが、ソフトには素材からの分類上「合成樹脂」と「シリコン」があります(さらに言えば「イオン性かどうか」もあるのですがまた詳述します)。
「合成樹脂」という「ふた」はほとんど酸素を通しませんが、「シリコン」という「ふた」はかなり酸素を通します。
「合成樹脂」はもともと酸素を通さないのですが、「水」を混ぜると酸素の透過性が上がります。
水に酸素を通す性能があるからです。
水分量の多いレンズの方が、酸素透過性は高くなります。
水分の含む割合を含水率と言って、含水率が50パーセント未満を「低含水」、50パーセント以上を「高含水」という分類をします。
合成樹脂の酸素透過性は含水率で判断できます。
だから、「酸素の供給」に視点をおくと、有利なほうからハード、シリコンソフト、高含水ソフト、低含水ソフトの順です。
それから、あまり知られていないですが、シリコンレンズの含水率は高くなると酸素の透過性が落ちます。
これは酸素を通す性能が水よりシリコンのほうがいいからです。
性能のいいものに性能の悪いものを混ぜるのだから性能は低下します。
シリコンレンズの透過性も含水率の数字で判断が可能です。
。。と、まあここまでが今までの常識と言われる説明になります。
ミトコンドリアが鍵を握る、有酸素運動と無酸素運動
隠された真実・角膜は無酸素運動
あなたが絶対に知らない真実を言います。
そもそも角膜は呼吸をしていません。
酸素を必要としない組織なのです。
だから自ら酸素を取り込んでいるというのは間違いです。
生化学者の鍔井敏夫(つばいとしお)先生がヒト角膜の遺伝子解析で証明されています。
角膜におけるミトコンドリアの発現を調べたのです。
ミトコンドリアは細胞の中にある細胞小器官の1つ。
細胞がエネルギーを作り出す時、酸素を利用しない場合と、酸素を利用する場合があります。
わかりやすい例を出すと有酸素運動と無酸素運動です。
あくまで大まかなイメージを書きますよ。
マラソン選手が有酸素、継続的に細胞に酸素が必要。酸素を使ってエネルギーを生み出すミトコンドリアが多く発現している細胞から成る。筋肉の色は赤。
ボディービルダーは無酸素、瞬発的な運動が要求され細胞のなかで無酸素的にエネルギーを作り出す。酸素が必要ないのでミトコンドリアの発現の少ない細胞から成る。筋肉の色は白。
ミトコンドリアが発現していない細胞は酸素を利用した代謝ができません。
ヒト角膜にはミトコンドリアの発現はなく、発現しているところも機能不全のため酸素を利用する事が出来ないのです。
角膜は酸素を取り込んで二酸化炭素を排出している様に見えて、酸素を消去しながら還元物質を作り、二酸化炭素に変えて輩出しているのです。
これは遺伝子解析、つまりDNA鑑定で証明されていることなのです。
酸素が必要だから酸素透過性の高いレンズの方が良いと言うのは間違った認識になります。
問題なのは、代謝産物である二酸化炭素が酸素透過生の低いレンズを使う事で、逃げ場を失い重炭酸として角膜に蓄積することです。
二酸化炭素の逃げ場が無くなるので酸素透過の高いレンズの方がいい、と言うのが正しい理解となります。
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