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ユーザーの皆さんにとってこの記事はやや退屈な話かも知れません。

でもちょっと待って下さい❗

このページには皆さんが絶対に知らないことを書きます。

なぜなら日本眼科学会から知らされていない真実だからです。

別ジャンル・目の話にも書きます🙂

酸素不足は血管新生やむくみの原因となるとされてきた

これまでの常識・目は酸素が必要な組織

では、黒目より小さいハードレンズと黒目より大きなソフトレンズがあるところからスタートさせます。

人が持っている「目玉の表面のレンズ」は透き通っている必要性から血管がありません。

このレンズを角膜と呼びます。

血管がない角膜は自らが呼吸して酸素を取り込んでいます。

酸素は血流に乗って細胞に運ばれますが、角膜の酸素吸収機能は直接大気中から行われていることになります。

角膜が呼吸するために必要な酸素の量は、寝ている時には起きている時3分の1に減少すると言われています。

瞼で「ふた」をするから酸素不足になります。

レンズを装着すると「ふた」になるから出来るだけ「ふた」が小さい方がいいと言うわけですね。

一般に「ハードの方が酸素の透過性が高い」と説明されます。

より正確に言えば「ハードのほうが酸素の供給面で有利」となります。

小さいから酸素が供給されやすい。「透過性」は「ふた」が「どのくらい酸素を通すか」という性能のことです。

ハードはこれ以上分類できませんが、ソフトには素材からの分類上「合成樹脂」と「シリコン」があります(さらに言えば「イオン性かどうか」もあるのですがまた詳述します)。

「合成樹脂」という「ふた」はほとんど酸素を通しませんが、「シリコン」という「ふた」はかなり酸素を通します。

「合成樹脂」はもともと酸素を通さないのですが、「水」を混ぜると酸素の透過性が上がります。

水に酸素を通す性能があるからです。

水分量の多いレンズの方が、酸素透過性は高くなります。

水分の含む割合を含水率と言って、含水率が50パーセント未満を「低含水」、50パーセント以上を「高含水」という分類をします。

合成樹脂の酸素透過性は含水率で判断できます。

だから、「酸素の供給」に視点をおくと、有利なほうからハード、シリコンソフト、高含水ソフト、低含水ソフトの順です。

それから、あまり知られていないですが、シリコンレンズの含水率は高くなると酸素の透過性が落ちます。

これは酸素を通す性能が水よりシリコンのほうがいいからです。

性能のいいものに性能の悪いものを混ぜるのだから性能は低下します。

シリコンレンズの透過性も含水率の数字で判断が可能です。

。。と、まあここまでが今までの常識と言われる説明になります。

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ミトコンドリアが鍵を握る、有酸素運動と無酸素運動

隠された真実・角膜は無酸素運動

あなたが絶対に知らない真実を言います。

そもそも角膜は呼吸をしていません。

酸素を必要としない組織なのです

だから自ら酸素を取り込んでいるというのは間違いです

詳しくはこちらの記事

生化学者の鍔井敏夫(つばいとしお)先生がヒト角膜の遺伝子解析で証明されています。

角膜におけるミトコンドリアの発現を調べたのです。

ミトコンドリアは細胞の中にある細胞小器官の1つ。

細胞がエネルギーを作り出す時、酸素を利用しない場合と、酸素を利用する場合があります。

わかりやすい例を出すと有酸素運動と無酸素運動です。

あくまで大まかなイメージを書きますよ。

マラソン選手が有酸素、継続的に細胞に酸素が必要。酸素を使ってエネルギーを生み出すミトコンドリアが多く発現している細胞から成る。筋肉の色は赤。

ボディービルダーは無酸素、瞬発的な運動が要求され細胞のなかで無酸素的にエネルギーを作り出す。酸素が必要ないのでミトコンドリアの発現の少ない細胞から成る。筋肉の色は白。

ミトコンドリアが発現していない細胞は酸素を利用した代謝ができません。

ヒト角膜にはミトコンドリアの発現はなく、発現しているところも機能不全のため酸素を利用する事が出来ないのです。

角膜は酸素を取り込んで二酸化炭素を排出している様に見えて、酸素を消去しながら還元物質を作り、二酸化炭素に変えて輩出しているのです。

これは遺伝子解析、つまりDNA鑑定で証明されていることなのです。

酸素が必要だから酸素透過性の高いレンズの方が良いと言うのは間違った認識になります。

問題なのは、代謝産物である二酸化炭素が酸素透過生の低いレンズを使う事で、逃げ場を失い重炭酸として角膜に蓄積することです。

二酸化炭素の逃げ場が無くなるので酸素透過の高いレンズの方がいい、と言うのが正しい理解となります。

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この記事では
それぞれの状況にあった近視の予防策
が分かります!

近視をなんとか予防できないか?

近視を回復出来ないか?

近視を改善させられないか?

近視の治療をしたい

ご自身が近視と言うだけでなく、お子さんの目を心配される親子さんにとってもかなり関心の高い問題ではないでしょうか?

出来ればメガネをかけたくない、かけさせたくないと思う方は非常に多い。

と言うか、ひょっとすると国民全員かも知れません。

しかし、残念ながら一度近視になったら治療するには手術しかありませんし、回復、改善はできません

如何に近視進行を防ぐか、と言う予防策を論じることしか出来ないのです。

視力回復トレーニングに騙されないようにして下さい。

視力回復は近視を回復させているわけではありませんからね。

今回は既に近視の人、近視ではない人などの状態に合わせた近視予防策をお話しします。

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近視予防の最善策とは?

予防をするには近視の原因を知ること

近視の予防についてです。

どうして目が悪くなるのかの復習になりますが、なぜ近視になるのでしょうか?

それは目の奥行きが伸びるからです。

ではなぜ目の奥行きがのびるのでしょうか?

それは目が疲れて、レンズの大きさを変える筋肉に痙攣がおきて、スクリーン(網膜)に影響を及ぼすからです。

ではなぜ目が疲れるのでしょうか?

それは遠くを見ないことで目がリラックスできないからです。

見る対象物が近くにある程、目は力を使います。

だからその力を使わなくてすむ方法をとるのが最善策だと言えるのです。

もっとも近視の要因はそれだけではありません、遺伝的な要因、年齢的な要因、生活習慣などもあります。

だからここでお伝えすることは「近視にならない」というより「近視になりにくい」方法論の一つの可能性だとお断りしておきます。

「目がいい人」、「近視の人」にとっても、目の力を使わないで済む方法は出来るだけ遠くを見ることです。

そうは言っても、嫌でも目の力を使ってしまいますよね。

特に近年ではどの年齢層でもスマホやタブレットを使いますしね。

近視の人が出来る予防!

近視の人の予防策

「近視の人」は近くを見るときに眼鏡を外せばよいのです。そうすれば目の力は使わなくて済みます。力を使うのは「見える対象物」が近づいた時です。

そもそも「見える対象物」が近くにしかない「近視の目」は無限の距離から対象物が見える距離まで力を使わないで済みます。

ただ、近視の人は眼鏡をはずしたときの方が内寄せの力が減ります。

近視が強い人ほど、また近視の強弱に拘わらず、目玉を内側に寄せる眼筋(目玉を動かす筋肉)の力が弱い人は両目を使って見ることが出来ないので、片目を頼りに近くを見るという作業が必要です。

また、逆に近視の人は眼鏡による矯正などで、見えるポイントを遠くに設定すれば、設定の分だけ近くを見るときに力を使うという関係になります。

近視の人は眼鏡やコンタクトで「目のいい人」と同じような状態にするわけですから、眼鏡をかけたまま近くを見れば、それが「疲れ」になるということです。

結局近視が進行し、レンズのパワーを強くしていく羽目になってしましいます。

そのような事で、本来はコンタクトレンズの矯正よりは眼鏡にして環境によっては外すという対応策をとったほうがいいのではないかと思えるわけです。

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正視眼とコンタクトの人が出来る予防!

目のいい人、コンタクトレンズで目のいい人と同じ状態の人の予防策

もしコンタクトにするなら、近くを見るときに「近視の人の見え方」になるように、遠くが見えにくくなる眼鏡をコンタクトの上からかけることです。

遠くがボヤける状態を作り出す事で近くを見る時の目の力を軽減するすることが可能です。

目のいい人も「近くを見るときにコンタクトの上から眼鏡をかける」とおなじ発想で、近く用に眼鏡をかけるとよいと思います。

あとは、近くを見る時間を制限する方法もあり、どれも非現実的だと言われるかもしれません。

しかし近視の予防策は「遠くが見える状態で近くを見る」時間を出来るだけ短縮するしかないのです。

両親が近視なら要注意!

日本眼科学会の勧める予防策

近視進行の速さには、遺伝要因と環境要因の両方が影響しています。両親とも近視の子どもさんは、両親とも近視でない子どもさんに比べて、7~8倍近視になりやすいことが分かっています。環境因子については、読書や書字の際に正しい姿勢で十分な視距離をとること、晴天時に屋外活動をすることが、近視進行を遅らせるうえで有効であると考えられています。近視進行予防治療としては、アトロピン点眼液、累進屈折力レンズ(眼鏡)、多焦点コンタクトレンズなどを用いた研究が行われており、一定の治療効果が報告されています。

近視の両親から生まれたお子さんの近視のなりやすさ。

目の良い両親から生まれた子供は近視のなりやすさ。

前者の方が近視になりやすい。

近視のなりやすさは7〜8倍も違う。

目を離して近くをみましょう。

外で遊びましょう。

ここまでは、いいですね。

アトロピンは緊張した筋肉を麻痺させます。

近くを見えなくします。

一時的なもので副作用もあります。

累進屈折レンズは遠近両用めがね、中近両用めがね、近々両用めがねの事を言います。

要は、目のいい状態で眼鏡をかけるという事です。

多焦点コンタクトレンズは遠近両用コンタクトのことです。

分かりにくいかも知れませんが、近くを見るときに力を使わなくても近くが見えるコンタクトレンズです。

本来は近くが見えなくなった中年以上の人が使うものですが、若い人に適用しても問題はありません。

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遺伝性の近視と言う言い方をしますが、実は

遺伝子には3つのタイプがあることが分かります!

直接的な近視の原因は記述したように「目の疲労」から始まります。

しかし要素はこのような環境因子だけではなく、遺伝や年齢も要素になります。

両親が近視であれば子供も近視になる可能性が充分にあります。

ただあくまで「近視になる危険性」を受け継いだ可能性があるに過ぎません。

明確な記述がないものの、「遺伝」の意味を考えるといくつかのパターンが思い浮かびます。

今回は近視が遺伝すると言う場合のパターンをいくつか説明したいと思います。

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近視の遺伝と遺伝子パターン

3つの遺伝パターン

1番目は母親と外形上「目がそっくりだね」といった場合の「形」を受け継いだという遺伝です。

もし母親が近視で目玉の奥行きの長い「形」をしていた場合に、母親と同じ「形」の奥行きの長い目をそのまま受け継ぐという意味の「遺伝」という言葉ですね。

2番目は母親も父親も近視ではなく目の奥行きも平均的だが、自分の遺伝子には目の奥行きが長くなるような設計図になっている場合の「遺伝」です。

それから、これら2つの「遺伝子レベル」の意味の中にはそれぞれ、

何らかの環境の違いで近視になりやすいかどうか」という意味の「遺伝」という言葉もあります。

それは、疲労の有無に関係なく無条件に近視になるという「遺伝子」を持っているのか、それとも「疲労の仕方によっては」というような条件付きで近視になりやすいという意味で、1番の「遺伝子」をもっているのか、あるいは無条件に2番目か条件付きで2番目かという意味に分けられます。

医師の中にはこの条件付きということを考えないでとにかく「遺伝子で決まる」と考える人もいるし、なかでも「条件付き」ということを考慮しない発言をする人もいます。

要するに。。本人の近視の遺伝子つまりDNAには3つのタイプがあります。

1.何もしなくても近視になるという設計図。

2.環境によって近視になるという設計図(気をつければ近視にならない)。

3.何をしても近視になるし環境にも左右される近視の設計図(気をつけたところで近視になるが、気をつけないとさらに近視が進みやすい)。

親の近視は遺伝します。

親の近視が遺伝する場合は上記3つの設計図の内、1番と3番です。

ちなみに筆者の両親はいわゆる目がいい人たちです。

この両親から生まれた、筆者と弟と妹の3人の中で近視の人間は2人。

目がいいのは妹です。1番目の無条件説で考えてみると、両親が近視なら子供も必ず近視になるのであれば、目のいい両親から生まれた子供も必ず目が良くなるはずです。

なぜなら「目がいい」という遺伝子を受け継いだはずだからです。

筆者は環境によって近視になるという設計図があるのです。

もっと詳しく先祖を遡って調べる必要はありますが、遺伝は原因の全てではなく、あくまでリスクファクターの1つと考えることもできるわけです。

それから、子供の目玉は小さく大人の目玉は大きいわけですが、完成した大人の目玉の大きさより成長している目玉の方が環境による刺激を受けて、奥行きが長くなりやすいと考えられています。

前回、猿の瞼を縫い付ける実験でお話しましたね。

両親から「近視になる危険性」という遺伝を受け継いでいれば、子供の頃のほうが近視になる可能性は高くなると考えられます。決定打はないのですが、動物実験で「条件により」近視化させることができるという事実がある以上、その条件を避けるように努力したほうがいいと筆者は思うわけです。

それは長時間近くばかり見ていないで時々目を休めると為に遠くを見るということなのです。

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人間以外の動物って近視になるの?

そんな事を考えた事ないでしょうか?

自然界で生き抜くために、目がいいと言うことは動物にとって必須のような気がしますね。

今回はどんな条件で近視になる可能性があるのか、動物たちの実験を通して見ていこうと思います🙂

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近視の実験・猿の赤ちゃん

近視の要因

古くは1912年、Levinsohnにより、幼若猿を眼軸を水平になるような位置に顔面を下にして、1週間に6日間1日6時間この体位を捕らせると近視になるというものである。Youngは多数の猿を椅子に固定し、檻を20インチ以上みえないようにフードで覆った状態すなわち、限られた環境下で飼育した結果、幼若猿(生後11~24ヶ月)では6ヶ月で1・3/4Dの近視化が起こるが成熟猿では、3/4の近視化を生じた。引用:『新臨床眼科全書 3A(編・松田克彦)』

素人の方には分かりにくいと思いますが、

簡単に言うと、暗闇で見える距離も制限したら近視になりました。

というものです。

この実験に関しては単なるな毛様体筋の疲労なのか眼軸(奥行き)の延長なのかはっきり書かれていません。

近視で遠くが見えにくい場合には2通りの可能性があります。

1つ目は疲れてしまって遠くが見えにくくなっている可能性です🙂

専門的にいうと...毛様体筋の疲労=仮性近視(回復可能)

2つ目は本当の近視になって遠くが見えなくなっている可能性です🙂

専門的に言うと....奥行きの延長=真性近視(回復不可能)

暗い場所、そして近くしか見ないことが猿の赤ちゃんの仮性近視、又は真性近視の要因です。

仮性近視の実験・猫

仮性近視になる要因

その他の実験では、

Roseらは野ばなしの猫12匹と檻で飼った猫11匹では前者の平均屈折度が+1.14Dであるのに及し、後者のそれは‐0.62Dであり、両者の眼軸長に差のみられないことにより、水晶体などの関与する屈折性の近視の発生をみたと報告している。(前掲書引用)

ほぼ差はないが、野放しの猫よりは檻の猫の方がやや近視になっている

という報告です。

猫を使った実験では奥行きの延長はなく、水晶体の硬化(毛様体筋の疲労)だと言っています。

注意が必要なのは、毛様体筋の疲労であればこの近視は治ると言うことでしょう。

つまり、この報告はどんな環境でも近視にならない人もいることを示唆するものかもしれません。

(再掲)
毛様体筋の疲労=仮性近視(回復可能)

奥行きの延長=真性近視(回復不可能)

今では考えられえないことですが、かなり昔は筋肉の疲労から目の奥行が伸びるという考え方ではなく、ピント調節をした水晶体というレンズが調節した形のまま元に戻らなくなるいう考え方もありました。

この考え方をもとに水晶体がかたまるの防ごう!

と視力回復センターなるものができたのです。

この考えに立ってみると、目の奥行が伸びては都合が悪くなります。

目の奥行が伸びることは目のサイズが成長したのと同じ意味を持ちます。

またそのうち記述しますが、水晶体の硬化による近視の進行はありえません。

だから視力回復センターでは近視を回復させられません

ここでは猫が一時的な近視になったと示唆しています。

因みに猫の視力は元々悪くヒトで言えば、0.3くらいだそうですよ。

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真性近視の実験・猿の赤ちゃん

真性近視の要因とは?

最も有名な実験モデルとして、ウィーゼルとラビオラという先達が行った猿の赤ちゃんの瞼を縫い付けるという実験があります。

縫合期間は19ヶ月から26ヶ月に及び、近視化は最高で13.5Dに達している。この近視化の程度は眼瞼縫合の期間が長いほど、また猿が幼若なほど強い。そしてこの近視化は眼軸長の延長によるものである。(前掲書引用)

目をつぶった状態で瞼を縫い付けて放ったらかしにした。

放ったらかした期間が長いほど目の奥行きが伸びた。

若い猿ほど目の奥行きが伸びた。

と書いてあります🙂

(再掲)
毛様体筋筋の疲労=仮性近視(回復可能)

奥行きの延長=真性近視(回復不可能)

これを人に置き換えて見ると環境によって近視になるし、若い人ほど近視になる

と言う可能性を示唆しているのです。

近視実験のまとめ

如何でしたか?

猫の実験では一時的な近視になりました。

猿の瞼を縫い付ける実験では目の奥行が伸びて近視になりました。

生活環境が近視を生み出すと言うことがよく分かりますよね?

あくまでも環境が整えば近視になるのであって、自然界で近視になるということはあり得ないでしょうね。

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今回はなぜ「近視」になるのか、その原因について分かりやすく解説します。

近視の目の状態を知るにはその他の屈折状態を知る必要があるので「遠視近視ではない」「遠視の人」「近視の人」の違いを説明して、近視の原因をお話しますね。

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正視とは?

正視眼の目の中はどうなっている?

一般的に1.0以上の視力の人を「目が良い」と言いますが、「目が良い」事と屈折異常がないこととは違います。

屈折異常とは遠視、近視、乱視のことを言います。

屈折異常のない人の目を正視眼と言いいますが、この正視眼は「見える工夫」をしなくても遠くにピントが合っている人です。


ピントイメージ1

ピントイメージ1のように「光を感じる細胞」に焦点が合っているので遠くのものはボヤけることなく見えます。

近くを見るときは「ピント調節」と言う「見える工夫」をします。

「見える工夫」をしないとピントが合わないので見えません。それがピントイメージ2です。


近くを見る時・ピントイメージ2

ピントは目の奥にズレていますよね?

見る対象物が近くなる程ピントは奥にズレますが、「見える工夫」によってイメージ1の状態にしているのです。

遠視とは?

遠視の目の中はどうなっている?

遠視は「目が良い」遠くが見えすぎると思っている人が多いですが、それは違います。

遠くを見たときのイメージはイメージ2です。


遠視の人が遠くを見る時・ピントイメージ2

「見える工夫」をしないと遠くにピントが合いません。

人間の目は「光を感じる細胞」にピントが合う時が最もボヤけずに見えるのです。

虫めがねで作る太陽の焦点と同じです。

「見える工夫」をするときには目の中の筋肉を使います。

遠視の目は ‘常に’「見える工夫」をしないといけないので疲れやすい目なのです。

近くを見るときは更に「見える工夫」をしないといけませんからね。

近視とは?

近視の目の中はどうなっている?

近視のイメージはイメージ3です。


ピントイメージ3

遠くを見たときにピントが「光を感じる細胞」に届いていません。

「見える工夫」ではピントを手前に持ってくることはできますが、ピントを奥に合わせることが出来ません。

つまり、いつでも遠くがボヤけたままです。

近くを見る時はイメージ1のようにピントが勝手に近づくので近くのもの程よく見えると言う訳です。

虫めがねは近づければ近づけるほど焦点が紙の奥に行ってしまいますよね?

近くのものを見るときはピントが奥にズレるのです。

近視の原因とは?

いよいよ近視になる原因を説明します。

仮性近視とは

仮性近視は一時的なもので屈折性近視とも言います。

近くを見るときに「見える工夫」をしますよね。

この工夫は目の中の筋肉を使って水晶体というレンズの厚みを変えることによって達成されます。


イメージ4

イメージ4が水晶体です。

近くを見る時に水晶体が膨らむことでイメージ2からイメージ1にピントを戻します。


近くを見る時・ピントイメージ2

遠くを見るときにはピントイメージ3になりますが「見え工夫」を解けばイメージ1に戻ります。

しかし近くばかり見ていて筋肉を緊張させたままでは膨らんだ水晶体が戻らないので遠くを見たときのピントイメージ3のままになります。

これが仮性近視です。

真性近視とは?

真性近視は軸性近視とも言います。

近くを見るときはやはりイメージ2になるので水晶体を膨らませてイメージ1にピント調節します。


近くを見る時・ピントイメージ2

でもイメージ1の見る工夫をやり続けることは疲労が伴います。

筋肉に力を入れて水晶体を膨らまし続ける必要があるからです。

疲れると筋肉は入れた力を緩めようとしますよね。

力を緩めるとピントが奥にずれて合わなくなります。

そこで今度は「光を感じる細胞」が奥に移動してピントを合わせようとします。

これは目の奥行きが伸びることを意味します。

目の奥行が伸びると、遠くを見たときにピントが合わなくなるのです。

それがイメージ3になるわけですが、イメージ2、3よりも目の奥行が長いのが分かりますか?


ピントイメージ3は目の奥行が長い!

屈折異常のまとめ

まとめ

如何ですか?

近視の原因を一言でいえば「近くを見るから」なのです。

目の奥行は成長期の方が伸びやすので若い人の方が近視になりすいのです。

水晶体の厚みは疲労の回復とともに元に戻るため仮性近視と言います。

仮性近視も調節力の強い成長期の方がなやすいです。

昔は大人になると近視は止まると考えられていましたが、大人でも近視が進む人が増えています。

これも近業が増えてることと無縁ではないでしょう。

過度の近業により代謝産物の蓄積により、毛様体筋の異常トーヌス(痙攣)が発生し、これが続くと毛様体筋が障害され萎縮し、調節力も弱まり、ついでこれに連続する脈略膜が萎縮し、(中略)眼軸長は延長し、近視化するために、これを補って正視にしようとして水晶体屈折力は減少するが、これが不十分であるものは近視となり、あるいは、それが進行するのである。参照:『医学書院』の『生理学体系Ⅳ(編・勝木保次)』

「過度の近業」とは「近くばかり見ている(近視の原因)」ということ、「毛様体筋」がレンズを動かす筋肉のことです。

また、脈略膜は網膜の裏にある膜のこと。ここが萎縮すると目の奥行きである「眼軸」が伸びてくるため、ピントが合わなくなるのです。

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今回は物を見る仕組みを小学生でも分かるように解説します。

物を見るための目の仕組みはカメラに例えられますが、カメラの仕組みを知らない人が多いのではないでしょうか?

そんな方のためにも小学生の理科の実験から「見る仕組み」をお話しします。

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目や耳から得る情報の割合とは?

ほとんどの情報は目から得ている

人間が得る情報の約8割以上は目から入ったものと言われています。と言う事は、聞いたり、嗅いだり、触れたり、味わったりなどからの情報は残りの2割未満で賄っている事になります。8割と言うのは情報を得るとても重要な要素であると言えると思います。

この記事をご覧の方は恐らく目が見えている人でしょう。

でも重要な要素である見る機能についてあまりよく知らないと言う方も結構な数いらっしゃると思います。

この記事では見る機能を漢字の成り立ちから、見える仕組みを小学生でも分かるように解説していきますので、御安心下さい。

「見る」の語源と意味

「見る」「視る」「診る」「看る」の違い

先ずは、見ると言う漢字を眺めて見ましょう!

これは、まぶたに覆われているを表す象形の が立っている姿を合体させて成り立っています。

プラス =

足の生えたまぶたのある巨大な目に見えてきませんか?

その他、医療の現場で使う漢字としては 視る ・診る・看るがあります。

視るは「見」に音符の「示」を合わせ「真っ直ぐみる」

診るは「髪」の右上と同じ「毛」がスキマなく生えているさまで「隅々まで抜かりなく、みて判断する」

看るは「手 プラス 目」で「手をかざしてよくみる」

と言った違いがあります。

ガンカでは専門用語に視るを使います。

ご存知の方もいると思いますが、視力とは見(視)る力の事です。

見えるとか見えないとか、見る力の事を言います。

じゃあ、見る力の「見る」ってどうゆう事か分かりますか?

それは目の奥で光を感じることです。

では光を感じるまでの流れを見てみましょう!

「見る」までの過程

光源から目の網膜に届くまで

まず、太陽などの光を発するものがあります。

その光が例えば山にぶつかって反射します。

反射した光が山の方を向いている私たちの目の中に入ってきます。

この光が、目の奥にある「光を感じる細胞」に届きます。

光を感じる細胞から情報が脳に伝われば、見ると言う行為が完成します。

よく「盲目」のことを「光を感じない」とか「光を失った」と言う表現をされますよね?

これは多くの場合「光を感じる細胞」が正常に機能してくれないからなのです。

光を感じると言っても実際にはもっと複雑です。

そしてよく目はカメラに例えられますが、筆者はカメラの構造や仕組みをを知らなかったので、何のこっちゃでした。

と言うわけで、もっと分かりやすく目の仕組みを解説しようと思います。

これが分かれば、カメラの仕組みも理解できます!

「見る」と虫めがねの関係

「見る」は虫めがねと焦点の関係

虫眼鏡で太陽の光を紙の上で一点に集中させると煙が出ますよね。

小学生の時にやりましたよね。

小さくなった太陽の光が紙の一点に集まって「太陽の映像」が出来るからです。

これを結像と言いましたよね。

虫眼鏡を遠ざけたり、近づけたりして焦点を作りますよね。

焦点が合えば紙に火が付きます。

太陽エネルギーを一点に集中すると紙をこがすことが出来ます。(焦点とは焦がす点の意味)

これは太陽の映像がボヤけずに一点集中していると言うことです。

目の中でも同じ現象が起こります。

つまり「光を感じる細胞」に山の映像が一点集中するとボヤけずに見ることが出来るのです。

「見る」のまとめ

まとめ

如何ですか?

見るとは「光を感じること」の意味がわかりましたか?

虫めがねと太陽と紙の関係は「角膜や水晶体と言ったレンズ」と「山(目を向けているもの)」と「光を感じる細胞」の関係と非常によく似ています。

次回は虫めがねに当たる「角膜や水晶体と言ったレンズ」の話をします。

これが分かれば、焦点を合わせる仕組みがもっとわかります。

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