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近視の原因とは?【どうして目が悪くなる?】

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今回はなぜ「近視」になるのか、その原因について分かりやすく解説します。

近視の目の状態を知るにはその他の屈折状態を知る必要があるので「遠視近視ではない」「遠視の人」「近視の人」の違いを説明して、近視の原因をお話しますね。

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正視とは?

正視眼の目の中はどうなっている?

一般的に1.0以上の視力の人を「目が良い」と言いますが、「目が良い」事と屈折異常がないこととは違います。

屈折異常とは遠視、近視、乱視のことを言います。

屈折異常のない人の目を正視眼と言いいますが、この正視眼は「見える工夫」をしなくても遠くにピントが合っている人です。


ピントイメージ1

ピントイメージ1のように「光を感じる細胞」に焦点が合っているので遠くのものはボヤけることなく見えます。

近くを見るときは「ピント調節」と言う「見える工夫」をします。

「見える工夫」をしないとピントが合わないので見えません。それがピントイメージ2です。


近くを見る時・ピントイメージ2

ピントは目の奥にズレていますよね?

見る対象物が近くなる程ピントは奥にズレますが、「見える工夫」によってイメージ1の状態にしているのです。

遠視とは?

遠視の目の中はどうなっている?

遠視は「目が良い」遠くが見えすぎると思っている人が多いですが、それは違います。

遠くを見たときのイメージはイメージ2です。


遠視の人が遠くを見る時・ピントイメージ2

「見える工夫」をしないと遠くにピントが合いません。

人間の目は「光を感じる細胞」にピントが合う時が最もボヤけずに見えるのです。

虫めがねで作る太陽の焦点と同じです。

「見える工夫」をするときには目の中の筋肉を使います。

遠視の目は ‘常に’「見える工夫」をしないといけないので疲れやすい目なのです。

近くを見るときは更に「見える工夫」をしないといけませんからね。

近視とは?

近視の目の中はどうなっている?

近視のイメージはイメージ3です。


ピントイメージ3

遠くを見たときにピントが「光を感じる細胞」に届いていません。

「見える工夫」ではピントを手前に持ってくることはできますが、ピントを奥に合わせることが出来ません。

つまり、いつでも遠くがボヤけたままです。

近くを見る時はイメージ1のようにピントが勝手に近づくので近くのもの程よく見えると言う訳です。

虫めがねは近づければ近づけるほど焦点が紙の奥に行ってしまいますよね?

近くのものを見るときはピントが奥にズレるのです。

近視の原因とは?

いよいよ近視になる原因を説明します。

仮性近視とは

仮性近視は一時的なもので屈折性近視とも言います。

近くを見るときに「見える工夫」をしますよね。

この工夫は目の中の筋肉を使って水晶体というレンズの厚みを変えることによって達成されます。


イメージ4

イメージ4が水晶体です。

近くを見る時に水晶体が膨らむことでイメージ2からイメージ1にピントを戻します。


近くを見る時・ピントイメージ2

遠くを見るときにはピントイメージ3になりますが「見え工夫」を解けばイメージ1に戻ります。

しかし近くばかり見ていて筋肉を緊張させたままでは膨らんだ水晶体が戻らないので遠くを見たときのピントイメージ3のままになります。

これが仮性近視です。

真性近視とは?

真性近視は軸性近視とも言います。

近くを見るときはやはりイメージ2になるので水晶体を膨らませてイメージ1にピント調節します。


近くを見る時・ピントイメージ2

でもイメージ1の見る工夫をやり続けることは疲労が伴います。

筋肉に力を入れて水晶体を膨らまし続ける必要があるからです。

疲れると筋肉は入れた力を緩めようとしますよね。

力を緩めるとピントが奥にずれて合わなくなります。

そこで今度は「光を感じる細胞」が奥に移動してピントを合わせようとします。

これは目の奥行きが伸びることを意味します。

目の奥行が伸びると、遠くを見たときにピントが合わなくなるのです。

それがイメージ3になるわけですが、イメージ2、3よりも目の奥行が長いのが分かりますか?


ピントイメージ3は目の奥行が長い!

屈折異常のまとめ

まとめ

如何ですか?

近視の原因を一言でいえば「近くを見るから」なのです。

目の奥行は成長期の方が伸びやすので若い人の方が近視になりすいのです。

水晶体の厚みは疲労の回復とともに元に戻るため仮性近視と言います。

仮性近視も調節力の強い成長期の方がなやすいです。

昔は大人になると近視は止まると考えられていましたが、大人でも近視が進む人が増えています。

これも近業が増えてることと無縁ではないでしょう。

過度の近業により代謝産物の蓄積により、毛様体筋の異常トーヌス(痙攣)が発生し、これが続くと毛様体筋が障害され萎縮し、調節力も弱まり、ついでこれに連続する脈略膜が萎縮し、(中略)眼軸長は延長し、近視化するために、これを補って正視にしようとして水晶体屈折力は減少するが、これが不十分であるものは近視となり、あるいは、それが進行するのである。参照:『医学書院』の『生理学体系Ⅳ(編・勝木保次)』

「過度の近業」とは「近くばかり見ている(近視の原因)」ということ、「毛様体筋」がレンズを動かす筋肉のことです。

また、脈略膜は網膜の裏にある膜のこと。ここが萎縮すると目の奥行きである「眼軸」が伸びてくるため、ピントが合わなくなるのです。

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