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両眼視と子供の目の成長!【斜位は見逃される!】

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利き目と立体視 とは?

利き目と立体視は両眼視差から生じる

利き腕、利き足がある様に効き目も存在しています。

「利き目」は別名、「有利眼」とも呼ばれます。

英語ではdominantといい「優勢」「支配的」という意味です。

両目で見るときにどちらの目が「優勢」か、と言う意味になります。

そもそも目が2つある意味を解説します。

両眼立体視は左右両目が6.5cmほど離れ、したがってその網膜像が互いに微妙にずれる(両眼視差)ことを利用する。視差のある像を1つのイメージに統合する(融像)過程で立体感をえる。『眼の事典(2003年初版第1版)』

例えば右目のスクリーンの真ん中に目標物が写って、左目では目標物が、真ん中よりずれた場所に映ります。

それらを重ねあわせる(融像)事で立体視や遠近感を把握する事が可能になります。これを両眼視と言います。

目標物が真ん中に写っている側の目が効き目になります。

利き目の意味はそれ以上でもそれ以下でもなく、利き目の方を少し見え方を良くしますが、あまり意味のある行為ではありません。

斜視と斜位の違いは?

斜視と斜位の違いと複視について

両眼視は左右の目の共同作業です。

眼球を動かす筋肉のバランスが取れないと両眼視は出来ません。

右目は内側に動くけど左目が内側に向かないとか、右目は真っ直ぐ向くけど左目が真っ直ぐ向かないと言った場合に問題になります。

この両眼視が出来ない状態を斜視とか斜位と言います。

斜視は眼球を動かす筋肉の力が強い方に引っ張られたものを言い、無意識の時に斜視になるものを斜位と言います。

両目で見て月が2個見える、道路のセンターラインが2本見えるなど物のダブりとして症状が現れます

これを両眼複視と言います。

コンタクトレンズでは矯正は出来なくて、主にプリズムと言うレンズでの眼鏡矯正が必要になります(調節性の場合は凸レンズだけでも矯正出来ることもあります)。

因みに片目で物が二重に見える場合は片眼複視(単眼複視)と言い、原因は主に乱視で、そのほかには水晶体や硝子体などの透光体の異常があります。

調節・輻輳・縮瞳はなぜ起こる?

調節・輻輳・縮瞳は手元を見る時の反応

人が目のピント合わせをする時に大切な3つの概念があります。

ピント合わせをする時は遠くから近くを見る時とその逆があります。

ここでは近くを見るときのピント合わせについて解説します。

ピント合わせを調節と言います。

調節をするときは3つ反射が同時に起こります。

調節と輻輳(輻湊でもどちらでも良い)と縮瞳です。

輻輳(:フクソウ)は寄り目の事です。

輻輳の反対は開散と言います。

輻輳の起因には4つあってその中の1つが調節性輻輳と言う調節によって発動される寄り目になります。

縮瞳とは瞳孔径が小さくなる事を言います。

縮瞳の反対は散瞳です。

瞳が大きくなる事です。

瞳を閉じてという歌の歌詞がありますが、瞳は瞳孔を意味するので瞳を閉じて君を描くと言うと瞳孔を閉じて君を描くという何とも気持ちの悪いフレーズになります。

言いたいことはわかりますが、瞼を閉じるというのが正解です。

世間の常識が瞳というと瞼を思い浮かべるから本来意味をなさない様なフレーズの曲が流行るという一例ですね。

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弱視と調節性内斜視、子供の眼鏡について!

調節性内斜視は見逃される!

それでは3つの事が同時に起こる意味について述べます。

調節が起これば水晶体がふっくらとする事で手元にピントが合う様になります。

水晶体がふっくらしないのが老眼ですね。

輻輳と言う寄り目をする事で両目を使って見る事ができます。

そして縮瞳という瞳孔が小さくなる事で球面収差などの解消につながります。

球面収差とはレンズ中央と周辺部を通る光の道筋が違う事で焦点にズレが出来る事です。

収差がある=ピントにボヤけが生じると理解して構いません。メガネで収差がある場合はいわゆる歪みとして現れます。

水晶体がふっくらするとボヤけが大きくなります。

つまり縮瞳することで手元が見やすくなるわけです。

次に片目ずつの機能を考えてみます。

これは非常に大切です。

なぜ弱視になるのかという意味にもつながります。

調節が起こるとき右目と左目を別々に調節を働かせる事ができません

右も左も同じ筋力しか働かせる事ができないのです。

骨格筋を考えるとその違いがわかりやすいでしょう。

たとえばスクワットをする時同時に両足に力を入れますが、左右別々に力を加える事も可能ですよね。

骨格筋は自分の意思でコントロールできる筋肉ですが目の水晶体をふっくらさせる筋肉は違うという事です。

例えば、左目は正視(イメージ1)、右目は遠視(イメージ2)とします。


イメージ1

イメージ2

左はよく見えます。右はぼやけています。

右目は片目の時(左を隠した時)はピント調節をしてイメージ1にする事が出来ます。

見やすくなります。

ところが両目の時は調節が少なくなる様に働きます。

その結果、左目に調節が働かないので右にも調節が働きません。

つまり両眼視の時の右目はイメージ2のまま、ぼやけた状態で過ごす事になります。

赤ちゃんの頃からこの様な状態で過ごすと左右差が大きい子供程、右の視力が育たなくなります。

これが子供が弱視になる原因の1つです。

視力検査では通常片目ずつ隠して視力検査を行います。

このように左が正視、右目が遠視の状態では右目のピント合わせが可能なため両目とも1.0という正常な視力と判断されても実際の生活では両目を使っているので右がボケた状態で生活する事になります。

また両眼とも遠視の強い子供はピント調整、寄り目、縮瞳3つ同時に起こることで内斜視につながります。

つまり遠視は遠くを見るときでもピント調整して見る必要があり、強い遠視ではピント調整に伴って寄り目が起こるのです。

これを調節性内斜視と言います。

ですから片目ずつ視力が出ていても遠視が強いとか方眼だけ遠視があるようなら、眼鏡をかけさせる事をおすすめします。

両眼視の機能検査とは?

両目の働きを知りたい人は

通常の視力検査では片眼ずつ隠します。

片眼の視力検査では調節力の強い子供の正確な視力は把握しにくいです。

その為に両眼とも隠さないで検査をすることも可能です。

しかし、両眼視で検査のできる知識を持った専門家は日本の眼科では視能訓練士(参照記事)しかいません。


この記事にも書きましたがレベルの高いメガネ屋さんを探すか視能訓練士を探すしかありません。

基本中の基本なのですが、専門学校に行っていない検査員は片眼の視力検査しか教わりません。

教える人がいないので眼科では小学生にもなって安易に副作用のある目薬で調節をとってから検査をします。

小学生なら目薬を使わなくても検査の受け答えができるので、小学生に目薬を使うような眼科には行かない方が良いです。

またメガネを合わせても合わせても具合が悪い人、疲れ目がひどい人も視能訓練士やハイレベルな眼鏡屋さんのいる眼科に行くことをお勧めします。

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