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【含水率?】目の負担は素材で決まる!後編

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初めてのコンタクトレンズ、おすすめは自分で比較すること!値段や素材を比較する方法

初めての人もそうでない人もよくわからない物を勧められて買うだけでなく、自分から積極的に選べるようになる方が騙される可能性が低くなります。

これはコンタクトレンズに限った事ではありません。

コンタクトを買う前にレンズの特性を知って自分の目を守りましょう!

知っといた方が値段と素材の比較も容易になりますから絶対におすすめです。

ソフトレンズの素材はFDAの定義した4つのを比較しよう!含水率を比較する

含水率から見るメリット・デメリット

グループI :非イオン性低含水

グループII:非イオン性高含水

グループⅢ:イオン性低含水

グループⅣ:イオン性高含水

素材は4つしかありません。

何十種類レンズがあったとしても、レンズの特徴は4つしか無いんですよ。

前回はイオン性と非イオン性の特徴を比較しました。


今回は含水率が高いとどうなの、低いとどうなのと言う内容です。

ソフトの話を進めやすくするためにハードの歴史に少し触れます。

初期のコンタクトレンズはPMMAと言う酸素を通さない素材で、強角膜レンズ(角鞏膜レンズ)と言う角膜からはみ出る大きなレンズでした。

やがて角膜は呼吸をしている、だから酸素が必要だと言うことで、コンタクトレンズが酸素を供給しやすいよう改良されました。

そもそも酸素が通らないのは分子の結合が強く、酸素が通る隙間が無いからなのです。

そこで、酸素を通す為に素材の分子の結合を緩めて、分子間を広くしました。

分子の結合が弱いほど酸素を通します。

酸素透過性の良いレンズほど分子間が広いのです。(メリット)

酸素が通りやすくなったのと引き換えに強度が弱くなりました。

しっかりと抱き合っていた分子が手をつないだ状態になったからです。

よく穴の少ないスポンジと穴の多いスポンジに例えられますね。

つまり、素材としては脆いということです。(デメリット)

含水率と酸素透過性

【プラスチック素材】
(シリコン以外)

いわゆる合成樹脂と呼ばれるものです。

もともと酸素を通さない素材ですが、水分を吸収させることが出来るようになりました。

水分を取り込むことで酸素の透過性が上がり、装用感が良くなります。

コンタクトレンズの質量の内、水分の質量が

50%未満の物を低含水と言い、

50%以上を高含水と言います。

水分を取り込む能力が高い方が酸素透過性が良くなります。

酸素は水に溶け込むからです。(メリット)

だったら、高含水のレンズの方が良いじゃん!って思いますよね。

でも、それなりに失うものもあるワケです。

水分と一緒に汚れの成分まで取り込まれる様になったのです。(デメリット)

水分量の多いレンズは汚れが付きやすいのです。

涙も奪われやすく乾燥しやすくなります。(デメリット)

また、分子間が広いので破損しやすいという特性も持っています。(デメリット)

低含水はその真反対になります。

シリコンの酸素透過率と取れない汚れ

【シリコン素材】

シリコンはもともと水分を含まなくても酸素透過率の優れた素材です。

水分を含ませる事で酸素透過率が下がります。

なぜなら、シリコンの酸素透過性が水の酸素透過性よりも優れているからです。

また、汚れがつきやすく除去しにくい素材なので耐汚染のコーティングをしています。

ただ、コーティングをしていても化粧汚れに弱く何をやっても汚れが落ちなくてくもってしまうと言った状況になるレンズもあります。

お化粧をしない人は全く問題がありません。

素材は4つと言いましたが、アメリカのFDAが素材の分類をしていてシリコンは分類に入っていないためです。

(FDA:食品医薬品局)

でも基本的な考え方は解りましたよね?

これ以上の細分類は存在しません

なので、グループが同じであれば特徴は同じと考えて構いません。

シンプルですよね。

同じグループに属するレンズでも水分量の違いによってど酸素透過性を取るか、汚れにくい物を取るか、をチョイスして下さい。

汚れやすいかそうでないかはイオン、非イオンでも説明したので混乱した人もいるかもしれません。

でも、安心して下さい!

グループ分けした特徴のまとめと、それに属するレンズを調べて例外も含めて次回記事にしますね。

因みに角膜には酸素は必要ありませんが二酸化炭素の出口の確保と言う観点では酸素透過性は高い方が角膜の負担が少ないです。

参照

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