初めてのコンタクトレンズにおすすめの素材を比較する方法!
では、実際どのレンズがどのグループに属するか特徴をまとめたものを一緒に書きます。
初めてでないユーザーも恐らくこのような素材の比較はした事ないと思います。
今よりももっと快適なコンタトクトライフを送りたいと考えているあなたにもおすすめです。
プラスは陽性反応、マイナスは陰性反応を示すと思って下さい。
前回記事を読んでいない方は前回からお読みください
汚れにくいレンズをお探しの方、アレルギー体質の方におすすめ
【グループI :非イオン性低含水】
レンズが汚れやすいと言う方やアレルギー体質の方におすすめです(シリコンはおすすめしません)。
電荷を帯びていない素材で汚れにくい、形状保持性がよくハンドリングしやすい。含水率が低いので酸素透過性は低いが、汚れを取り込みにくく、涙を吸収しにくく破損しにくい。
酸素透過−1、汚れ−2、乾燥±0、破損−1、固さ+2
(意味あいとしては、酸素は通さない、汚れはつかない、乾燥標準、破損しない、固い、です。)
《使い捨て》
ワンデーアキュビュートゥルーアイ(シリコン)
ワンデー アキュビュー オアシス(シリコン)
ワンデーアイレ アクアモイスト
《頻回交換》
アイレ14
アイレ30
ロート モイストアイ
ロート モイストアイ乱視用
シード 2weekFine UV
シード 2weekFineαTORIC
シード MonthlyFine UV
メダリスト プラス
アキュビュー アドバンス(シリコン)
アキュビュー オアシス(シリコン)
アキュビュー オアシス<乱視用>(シリコン)
2WEEKメニコン プレミオ(シリコン)
2WEEKメニコン プレミオ<乱視用>(シリコン)
エアオプティクスアクア(シリコン)
エアオプティクス乱視用(シリコン)
エアオプティクスEXアクア(シリコン)
ボシュロム アクアロックス(シリコン)
《頻回交換・遠近》
メダリスト マルチフォーカル
2WEEKメニコン プレミオ遠近(シリコン)
エアオプティクスアクア遠近(シリコン)
「レンズが柔らかくて入らない」「扱いにくい」と言う方におすすめ
【グループII:非イオン性高含水】
「レンズが柔らかく入らない、扱いにくい」と言う方におすすめ
電荷を帯びていない素材で汚れにくい、形状保持性がよくハンドリングしやすい。含水率が高く酸素透過性がよいが水分と共に汚れが侵入しやすく涙も奪われやすい。
酸素透過+1、汚れ±0、乾燥+2、破損+1、固さ±0
《使い捨て》
B&Lバイオトゥルー ワンデー(シリコン)
B&Lメダリスト ワンデープラス
メダリスト ワンデープラス<乱視用>
デイリーズアクアコンフォートプラス
デイリーズアクアコンフォートプラストーリック
《頻回交換》
メダリスト II
メダリスト 66 トーリック
《頻回交換・遠近》
デイリーズアクアコンフォートプラスマルチフォーカル
乾燥にとにかく強く破れにくいレンズ
【グループⅢ:イオン性低含水】
目の乾きが気になる方、すぐに破れてしまう方におすすめ
電荷を帯びており汚れはつきやすいが生体適合性がよく柔らかい。含水率が低いので酸素透過性は低いが、汚れを取り込みにくく、涙を吸収しにくく破損しにくい。
酸素透過−1、汚れ±0、乾燥−2、破損−1、固さ±0
《使い捨て》
《頻回交換》
メダリスト フレッシュフィット コンフォートモイスト
メダリスト フレッシュフィット コンフォートモイスト<乱視用>
《頻回交換・遠近》
メダリスト プレミア マルチフォーカル(シリコン)
メダリスト フレッシュフィット コンフォートモイスト<遠近両用>
(シリコン)
つけ始めから目がゴロゴロする人におすすめ
【グループⅣ:イオン性高含水】
(レンズがとにかく柔らかいので)つけ始めから目がゴロゴロする人におすすめ
電荷を帯びており汚れはつきやすいが生体適合性がよく柔らかい。含水率が高く酸素透過性がよいが水分と共に汚れが侵入しやすく涙も奪われやすい。
酸素透過+1、汚れ+2、乾燥±0、破損−1、固さ−2
《使い捨て》
シード 1dayPureうるおいプラス
シード 1dayPureうるおいプラス乱視用
ワンデーアキュビューモイスト
ワンデーアキュビューモイスト乱視用
アイレプレミアムワンデー
メニコン1DAY
メニコン1DAYトーリック
《使い捨て・遠近》
ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカル
《頻回交換》
シード 2weekPureうるおいプラス
シード 2weekPureうるおいプラス乱視用
《頻回交換・遠近》
シード 1dayPureマルチステージ
シード 2weekPureマルチステージ
2ウィーク アキュビュー
コンタクトレンズの選び方と注意点
選ぶときのポイントと注意点
選び方のポイントです。
最重視するものと2番目に重視する物を考えてください。
例えば酸素の透過性を最重視するなら酸素透過+1のグループⅡかⅣに絞ります。(ⅠとⅢは選択肢から外します)
2番目に汚れにくい物を重視するのなら汚れ−2のグループⅣになりますから、グループⅣの中からレンズを選んでください。
各レンズの一覧の最後にリンクを貼ってあります。
最後にお断りしておきます。
レンズには目との相性があります。
実際の汚れ具合や装用感の良し悪しを保証するものではありません。
あくまでもレンズ素材の特性を分類したに過ぎません。
乱視用と遠近両用に感しては特に相性がある場合があります。
同じ度数を使ってもレンズのメーカーによって一方はすごくクリアに見えるけど、もう一方は全く見えないという場合もあります。
もちろん相性が合えば何でも使える場合もあります。
ですので、あくまでもレンズをつける前の入り口として参考になさって下さい。

