コンテンツへスキップ

角膜は酸素の要らない組織!【涙は酸素を消去する】

Spread the love

酸素は目に届く前にまず涙液の抗酸化物質がブロックし老化を防止する

角膜が老化しないのは何故か

角膜が酸素を吸収するのは酸素を必要としているからではありません。

酸素が紫外線の影響を受けて有害な活性酸素を発生させてしまう為、危険な酸素を糖質に含まれる水素を利用して、水に変えて安全性を確保しているのです。

水が酸素と水素から構成されているのは皆さんもご存知でしょう。

特に角膜と言う組織はいつも紫外線と酸素に曝されていますから、酸素を利用して呼吸をしていると非常に危険なわけです。

もし、目が酸素を使っていたとしたら老化の防止どころではありません。

白内障のように加齢で濁ってしまうでしょう。

一方で日本眼科学会やCL学会、コンタクトレンズメーカー等がモデルにしている夜行性のウサギは元々紫外線の影響を受けにくいので、酸素が有害になりにくく、その角膜において呼吸をしても構わないのです。

ヒト角膜が呼吸していないことが遺伝子解析で明らかになったと書きましたが、より詳細に言うとミトコンドリアにある呼吸酵素の発現が見られないのです。

呼吸酵素がないと言うことは仮にミトコンドリアが存在したとしても酸素を利用できない、機能していないことを意味します(もっとも表層にはミトコンドリア自体がいないのですが)。

遺伝子解析とはDNA鑑定のことですから、これを信じない人はDNA鑑定を信じないと言うことです。

DNA鑑定は信じるが、角膜は呼吸をしていると言うドクターがもしいるなら、ミトコンドリアがいないのに酸素を必要としていることについて論理的な説明をしていただきたいです。

角膜が老化しないのは涙液の成分を見ても明らか

さて、酸素と戦っているのは角膜だけではなく、涙液も酸素と戦っていることが鍔井先生の論文に記載されています。

SOD、ビタミンE、ビタミンC、ビタミンA、グルタチオン、システイン、尿酸、ラクトフェリン、セルロプラズミン、ラクトペルオキシダーゼ、グルコスアミノグリカン、アルブミン、レシチン

各物質の説明は割愛しますが、重要なことは、すべて抗酸化に関わるものであり涙液中に豊富にあると言う事実です。

これらの抗酸化物質の存在のお陰で涙液中の酸素濃度を抑えることが出来るのだと実験からも証明されています。

CL学会では涙液が酸素飽和していて角膜に酸素を供給しているとしているが酸化還元電位を測定すると飽和の三分の一しか酸素がないことを明らかにされています。

解りやすく言うと、涙液に酸素が溶けむ際には無制限に酸素が溶けこむわけではなく溶けこめる可能な範囲があります。

CL学会では可能範囲いっぱいに酸素が溶けこんでいるとしているのですが、実際に溶けこんでいるのは可能範囲の三分の一しかないと言うのです。

つまり上記した抗酸化物質によって酸素が溶けこむことを抑えている証拠であり、抗酸化物質がなければ酸素は可能な限り溶けこめると言う意味でもあるのです。

涙液に溶けこんでくる酸素の量を涙液中の抗酸化物質が抑えこみ、それでも角膜に届いた酸素はペントースリン酸回路がもつ物質還元機能により酸素を消去する。

こうする事によって角膜は酸化ストレスから守られているのです。

スポンサードリンク



次回は最終章、


Spread the love