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角膜は酸素を必要としない組織!【内皮細胞は酸素不要!】

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目は酸素透過性の低いコンタクトをする事で酸素不足になり障害が出ると言われてきた

コンタクトによる目の障害、眼科学会が説明する内皮細胞減少の理由

角膜は酸素呼吸をしていない。

これが遺伝子解析による真実であり、酸素不足とは全く関係なく、角膜の浮腫が起こることを紹介しました。

今回は酸素不足にる目の障害、内皮細胞が減ってしまう2番目について、これが誤りである事を鍔井先生の論文から紹介します。

日本眼科学会では次の様に広告しています。

①内皮細胞は6角形をしていて規則正しく配列している。

②内皮細胞は一度障害されると再生せず、周りの細胞が面積を拡大して補う。

③内皮細胞は密度があるところまで減少すると浮腫が起こり、角膜の透明度が維持できなくなる。

これらの原因の一つにコンタクトレンズによる酸素不足を挙げています。

角膜内皮細胞減少の新解釈

まず、角膜内皮細胞も角膜上皮と同じように輪部にある幹細胞から分裂増殖します。

すると内部で細胞がぎゅうぎゅう詰めになります。

細胞が限られた面積にたくさん入ろうと隣り合う細胞との境界線を最短にしようとする力が働き結果として六角形になります。

つまり物理的な問題だとしています。

しかも細胞形状を観察して分布を調べた結果、全体の64%しか六角形細胞がなく、六角形を中心としてはいるけど、いろいろな形状があって正常なのだしています。

これが①の新解釈です。

この内皮細胞は出生期に増殖が終了し、ほとんど増殖しないのですが、増殖能が無いわけではなく、実際にヒト角膜で内皮細胞の増殖も確認されていて、しかし何らかのメカニズムが働き増殖しないようにしているのだそうです。

そして加齢に伴い内皮細胞は数を減らします。

角膜後表面の面積1㎜×1㎜につき、

生後1ヶ月て6000個

5才で4500個

8才で3723個

13才で3342個

と言う調子で成人まで急激に減少し20~50才まで安定(年に0.6%づつゆっくり減少)し、60才からさらに減少します。

そして減少すると元々いた細胞の場所が空きますよね。

そうするとその周りの細胞はぎゅうぎゅう詰めだったのですから、その隙間に向かって広がってくるわけで、結局は物理的な問題なのです。

②で面積を拡大して補うのは当然のことですね。

それからもう一点。

前回角膜に浮腫が起こる原因を紹介しました。

コンタクトレンズによって涙の交換率が悪くなり、ペントースリン酸回路が抑制され使われるはずの大量の水が溜まったり、ガス交換率が悪くなってガスが溜まることによって浮腫が起こると言う解釈でした。

溜まるものがあると言うことは、外に向けて圧力をかけると言うことですよね。

そうなると内皮細胞はどうなると思いますか?

実質側から圧力をうけた内皮細胞は外側に向けて膨らんだようになりますね。

そうすると細胞の形がかわります。1㎜×1㎜辺りの細胞数も少なくなります。

ちょうど四角形の網を固定して真ん中に手のひらを置き向こう側におしてみると、網の目が歪んでいろんな形の四角形ができるようなものだと鍔井先生は自身の論文に記されています。

つまりこれも物理的な問題であって酸素不足は全く関係ありません。

では③についてはどうでしょうか。

その前に内皮細胞の働きを知らなければいけません。

内皮細胞の仕事は角膜の厚さが一定になるようにすることですが、詳細は次回に譲ります。

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次回に続く、


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