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『ハードレンズは酸素を供給するから目にいい』は『ウソ』

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ハードレンズが目にいいと言われ続ける本当の理由

こうしてあなたも騙された!

量販店と隣なり合わせの眼科に行くとハードレンズを勧められます。

酸素透過性がいいから

乱視矯正ができるから

寿命が長いのでコストがかからないから

主にこの3点をメリットとして説得されたユーザーは多いかと思います。

しかし、ハードを勧める最大の理由は利益率が良いからなのです。

ハードの利益率がもし悪かったら誰もハードを勧めなかったと思います。(一部例外を除いて)

今回はハードレンズを使うメリットの危うさとデメリットお伝えします。

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ハードレンズが「目の酸素不足を防ぐ」の真相

ハードレンズが目の酸素不足を防ぐから目にいい?

ハードが目にいいと言われる大きな理由は「目(角膜)が酸素不足になりにくいから」と言われています。

しかし,目は酸素を必要としない事が分かっています

詳細記事はこちら


実際には角膜に届いた酸素は消去されていくつかの段階を得て水と二酸化炭素に分解されます。

分解された二酸化炭素は角膜から排出されます。

ハードは角膜より小さくていつも動くと言う特徴があります。

この特徴のお陰で角膜から二酸化炭素が排出されやすくなる事がメリットなのです。

しかし動くと事はデメリットにもなります。

瞬きをするたびにレンズが上下に移動するので、使い始めは目の中でゴロゴロして使いにくいのです。

慣れない人に『慣れるまで時間がかかります』と暗示をかけて無理にハードレンズユーザーに仕立てていたのです。

それは目が呼吸をしていると信じられていたからなのです。

ハードが「外れやすい」の理由

ハードが外れやすい理由

頑張ってられたハードレンズも外れて紛失した、あるいは紛失しかけたと言うユーザーも多いでしょう。

外れやすいのはハードのデメリットですよね。

なぜ外れやすいかは表面張力と関係してます。

表面張力を理解している方は飛ばして読んでください。

水は丸くなろうとしますよね?

これは水の分子(H2O )が周りの水分子を引っ張ろうとするからです。

だからコップ入り口の水平ラインより上まで水を注いでもある程度ならこぼれないのです。

この分子間(元々は原子間)で引っ張り合う力が物質(水)の表面上に見られる現象を表面張力と言います。

つまり物質には引力が働いています。

この引力は温度によっても変化します。

水は熱を加えると次第に引力が弱くなり水蒸気になります。

眼には涙という水分がありますよね。

レンズがくっ付くのはこの涙の引力のお陰です。

乾いたレンズを乾いた指で取り扱うと落としやすいのに、水分を指につけると落としにくいのも水分に引っ張る力があるからです。

レンズユーザーは経験的に分かりますよね。

表面張力の特徴は、表面積に比例して大きくなるので、直径の大きなソフトより小さなハードの方が外れるリスクとしては高くなります。

涙とレンズの接地面積が大きいほうが水の引っ張る力が強いという事です。

涙がなければレンズは目にくっつくことが出来ません。

という事は、レンズが外れやすい人は涙が少なくなる状況にあると言えます。

目を開いたままでの激しい運動や、タイミング悪く風が吹いたときなどは外れるリスクは高くなります。

もっとも目が乾くと人間は目を開けていられないから瞬きをします。

だから簡単に外れるわけでもなく、あくまでもリスクの問題になります。

ハードは「乱視矯正が得意」の真相

ハードは乱視矯正がしやすい?

ハードレンズのメリットは「目が二酸化炭素排を出量をしやすい」、「乱視が矯正されやすい」、「安い」この3点です。

二酸化炭素の話は上記お話した通り。

安いのはつまり寿命が長いからです。

「乱視が矯正されやすい」のは殆どの場合に当てはまります。

しかし「乱視が矯正されにくい」場合もあります

乱視は目の丸さに「ばらつき」があるから起こります。

タマゴにも丸さがありますが見る方向によって「丸さのばらつき」がありますよね。

それと同じことです。

「目玉の表面のレンズ」と「目の中の虫眼鏡」は、どちらのレンズも「丸さのばらつき」があります。

通常はお互いがそれを打ち消すか、打ち消さない場合は少しだけ「目の表面のレンズ」が勝って乱視の症状になることが多いのです。

だから殆どの場合に当てはまるという事です。

そしてハードが得意とする乱視は「目の表面のレンズ」に対してだけです。

涙は「ハード」と「目の表面のレンズ」の間にあって、レンズの代わりをしています。

ハードを入れている時の「涙の丸さのばらつき」は必ず「目の表面のばらつき」をチャラにする「ばらつき」になります。

涙が目の表面の乱視を矯正してくれるのです。

そうすると「目の中の虫眼鏡」の「ばらつき」が残りますよね。

「目の中の虫眼鏡」の「ばらつき」が在ればある程、ハードを入れることで乱視の症状がひどくなります。

この様なハードで矯正できない乱視には乱視用のソフトしか選択肢はありません。

しかし、乱視の矯正が必要無い方でも『酸素を通すから』と言う理由でハードを勧められた人は多い思います。

よろしければ関連記事もご覧下さい🙂

ハードで「瞼が下がる」の真相

ハードは瞼が下がってくる?

おそらくハードの最大のデメリットでしょう。

お年寄りの中には瞼が垂れ下がっている方がいますよね。

これを眼瞼下垂と言います。

ハードは眼瞼下垂を引き起こします。

アメリカの検眼協会(AOA)のニュース記事で96組の一卵性双生児を3年間毎年追跡調査し、瞼が下がる環境要因にコンタクトレンズが関係あるのかを調べたヤフーヘルスの事が紹介されています。

そのYAHOO LIFESTILEの記事を紹介すると、

ソフトとハードのどちらも眼瞼下垂の環境要因であり、その他の環境要因(BMI、喫煙、日光の被曝、アルコール、仕事のストレス、睡眠)は全くなかった

と言う研究結果が出ています。

(これらは環境を要因です。脳神経の病気で眼瞼下垂になる場合もあります。)

双子間の瞼の下がり方の差の平均は0.5ミリ、コンタクトを使用しない双子は大体1ミリの瞼が下がっているのに対し、ソフト装用者は1.41ミリ、ハード装用者1.84ミリ瞼が下がっていた。


39歳の双子、左はコンタクト未使用者、右はコンタクト使用者
画像引用:YAHOO LIFESTILE

65歳双子、左はソフト使用者、右はハード使用者

瞼が下がるのは、老化で瞼を持ち上げる筋肉が弱くなるからだと言われています。

ソフトもハードも軽度の炎症が筋肉を弱くする一因としてあげられ、さらにハードに関しては外す時に瞼を引っ張って外す為に、筋肉が伸ばされる事が原因ではないかと言われています。

眼瞼下垂は見た目がとても老けて見えませんか?

ですからコンタクトユーザは出来るだけつける時間を減らす方がいつまでも若く見られる秘訣になるでしょうし、ハードユーザーは引っ張らないでSPスポイトを使って外すなどした方がいいと言うことになります。

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