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初めてのコンタクトレンズ、おすすめは自分で比較すること!値段や素材を比較する方法

コンタクトレンズって種類が多すぎて選び方がわかりにくいですよね。

実は、筆者もどのようにレンズを比較評価しておすすめすれば良いかずいぶん悩みました。

筆者に分からないのだから、素人のユーザーの方は、特に初めての人はすごく困るだろうなぁと痛感しました。

本来は素材のタイプは4つしかありません。

であれば悩む必要はないのですが、

しかし、、、

レンズの欠点を克服する目的で様々な工夫がしてあり

さらに、、、

その解決法はメーカー独自のもので、

そしてそして、、、

他社の類似技術と比較しようがない

ので、一筋縄ではいかないのです。

たとえばですけど、乾燥しやすいレンズがあるとしますね。

乾燥しないようにするために独自の技術で解決してあるのでややこしい。。。

コンタクトで目が乾く人におすすめ、乾かない技術を比較

比較して評価することの難しさ

比較することが如何に難しいか例を挙げましょうか。

ジョンソンアンドジョンソンの技術

レンズの構造が自然な涙と酷似しているので、レンズがまるで涙の一部のように働き、涙を安定。レンズのうるおいを守ります。
ムチンとは涙に含まれる粘着性の成分で、涙の安定性の要になっています。

引用元

シードの技術

レンズの“素材+デザイン+うるおい成分”の3つのコンビネーションによって、うるおいをたっぷり保ち、瞳にやさしくフィットします。
うるおいをキープする独自のレンズ素材
瞳にやさしくなじむレンズデザイン
天然保湿成分を含む、ダブルのうるおい成分

引用元

ボシュロムの技術

親水性マクロマーSAM(サーフェスアクティブマクロマー)をレンズ表面に高濃度でポリマー化する独自の技術を開発しました。SAMはレンズが含む水分の蒸発を最小限に抑えるうるおいのバリア機能を果たすとともに、レンズ表面の良好な水濡れ性を実現しました。これは、人間の涙液に含まれる脂質層が水分の蒸発を防ぐ機能を模倣したものです。レンズの水分が保たれることで、快適な装用感と安定した光学性能が1日中続きます。

引用元

どうですか?

あなたはどの技術に魅力を感じましたか?

第三者による比較実験が平等に行われない限りどれが乾きに優れているか判らないのだから、主観的な感覚しか問えないですよね?

もっとも、単に潤いの成分で覆われるよりも潤いの膜を固定(重合化:ポリマー化)した方が水のキープ力が強いのではないかと言う想像なら出来ます。

潤いの成分はいつか無くなって親水性がなくりますが、ポリマー化なら親水性成分をレンズに結合しているので「保湿力は強そうだ」とは言えます。

そして仮にこの想像が正しかったとしても親水性を保つのは涙に依存していますから、目が乾くかどうかというよりレンズが乾くかどうかの技術に過ぎないのです。

乾きやすい人は水分が少ないのだから、実際に目の中でどのくらい涙をキープできるか謎が多いですよね?

まあカラッカラになる事は無いのでしょうけど。

筆者もモイストタイプ(潤い)を使っていますが、モイストタイプでないものよりも乾き始めるのが遅いだけで数時間もつけていれば乾燥で目がシパシパ、目薬が必要になります。

一般人にこの技術の差は非常に分かりにくいです。

そもそも何故独自の技術を使うと思いますか?

察しの良い方は分かったと思いますが、全ては特許技術ですよ。

他社の技術を使うにはその使用料をライバル社に払い続けないといけませんよね。

だから、独自のテクノロジーで乾燥に対する解決法を考案しているのです。

これらを公に平等に比較した場合、優劣はつきますが、劣がついた場合、また生産ラインを止めて、1から研究しないといけない可能性が出てきますので余計にお金がかかりますよね。

だから、どこの会社も公平な比較はやりたくないのです。

でもそれだと、ユーザーのあなたは困りますよね。

実際に店頭のスタッフも単にメーカーの宣伝文句だけで判断してあなたにレンズのお勧めをしていると思いますよ。

実際に全て試した人もいるかもしれませんが、それでも主観的ですよね。

コンタクトレンズの選び方

あなたのために評価にチャレンジした結果。。

なので平等になる評価の方法を考えました。

基本的には次の様に評価します。

たとえば乾燥しやすいかどうか比較するとします。

まずはイオン性、非イオン性からイオン性は涙が均一に広がるので乾燥はしにくいとし−1、非イオン性は涙が均一に広がりにくいので+1とします。

次に含水率から低含水は涙を奪いにくので−1、高含水は涙を奪いやすいので+1とします。

イオン性低含水はイオン性から見ても含水率から見ても乾燥しにくいので−2とします。

乾燥−2は乾燥しにくいポイントがそれぞれ1ポイントずつあると言う意味になりますね。

乾燥+2なら乾燥しやすいポイントが2ポイントあるワケですね。

①シリコンを選ばない人はこのポイントを見て下さい

そうすればグループを絞れます

シリコンはシリコンと表記します。

シリコンを選ぶ場合はポイントを見ないで、どこのグループに進んでも構いません。

シリコンは基本的に低含水に集中しています

水分を含まない方が酸素透過性が高いからです。

②シリコンの人は使い捨てにするか、頻回交換にするか、遠近か乱視用かを選べば、進むグループが絞れます

頻回交換の意味がわからない方はこちらから参照下さい

シリコンはそのままでは汚れの付着が強いのでそれぞれ独自のコーティングがされています。

汚れに強い≒乾燥に強いコーティングとなります。

なぜならコーティングとは親油性の表面を親水性に変える技術だからです。

水を引きつけ油を寄せ付けないと言う事です。

と言うわけでシリコンと表記したものは親水性のコーティングが施してあるとご理解下さいね。

それでは、次回のタイトルをクリックして下さい!

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初めてのコンタクトレンズ、おすすめは自分で比較すること!値段や素材を比較する方法

初めての人もそうでない人もよくわからない物を勧められて買うだけでなく、自分から積極的に選べるようになる方が騙される可能性が低くなります。

これはコンタクトレンズに限った事ではありません。

コンタクトを買う前にレンズの特性を知って自分の目を守りましょう!

知っといた方が値段と素材の比較も容易になりますから絶対におすすめです。

ソフトレンズの素材はFDAの定義した4つのを比較しよう!含水率を比較する

含水率から見るメリット・デメリット

グループI :非イオン性低含水

グループII:非イオン性高含水

グループⅢ:イオン性低含水

グループⅣ:イオン性高含水

素材は4つしかありません。

何十種類レンズがあったとしても、レンズの特徴は4つしか無いんですよ。

前回はイオン性と非イオン性の特徴を比較しました。


今回は含水率が高いとどうなの、低いとどうなのと言う内容です。

ソフトの話を進めやすくするためにハードの歴史に少し触れます。

初期のコンタクトレンズはPMMAと言う酸素を通さない素材で、強角膜レンズ(角鞏膜レンズ)と言う角膜からはみ出る大きなレンズでした。

やがて角膜は呼吸をしている、だから酸素が必要だと言うことで、コンタクトレンズが酸素を供給しやすいよう改良されました。

そもそも酸素が通らないのは分子の結合が強く、酸素が通る隙間が無いからなのです。

そこで、酸素を通す為に素材の分子の結合を緩めて、分子間を広くしました。

分子の結合が弱いほど酸素を通します。

酸素透過性の良いレンズほど分子間が広いのです。(メリット)

酸素が通りやすくなったのと引き換えに強度が弱くなりました。

しっかりと抱き合っていた分子が手をつないだ状態になったからです。

よく穴の少ないスポンジと穴の多いスポンジに例えられますね。

つまり、素材としては脆いということです。(デメリット)

含水率と酸素透過性

【プラスチック素材】
(シリコン以外)

いわゆる合成樹脂と呼ばれるものです。

もともと酸素を通さない素材ですが、水分を吸収させることが出来るようになりました。

水分を取り込むことで酸素の透過性が上がり、装用感が良くなります。

コンタクトレンズの質量の内、水分の質量が

50%未満の物を低含水と言い、

50%以上を高含水と言います。

水分を取り込む能力が高い方が酸素透過性が良くなります。

酸素は水に溶け込むからです。(メリット)

だったら、高含水のレンズの方が良いじゃん!って思いますよね。

でも、それなりに失うものもあるワケです。

水分と一緒に汚れの成分まで取り込まれる様になったのです。(デメリット)

水分量の多いレンズは汚れが付きやすいのです。

涙も奪われやすく乾燥しやすくなります。(デメリット)

また、分子間が広いので破損しやすいという特性も持っています。(デメリット)

低含水はその真反対になります。

シリコンの酸素透過率と取れない汚れ

【シリコン素材】

シリコンはもともと水分を含まなくても酸素透過率の優れた素材です。

水分を含ませる事で酸素透過率が下がります。

なぜなら、シリコンの酸素透過性が水の酸素透過性よりも優れているからです。

また、汚れがつきやすく除去しにくい素材なので耐汚染のコーティングをしています。

ただ、コーティングをしていても化粧汚れに弱く何をやっても汚れが落ちなくてくもってしまうと言った状況になるレンズもあります。

お化粧をしない人は全く問題がありません。

素材は4つと言いましたが、アメリカのFDAが素材の分類をしていてシリコンは分類に入っていないためです。

(FDA:食品医薬品局)

でも基本的な考え方は解りましたよね?

これ以上の細分類は存在しません

なので、グループが同じであれば特徴は同じと考えて構いません。

シンプルですよね。

同じグループに属するレンズでも水分量の違いによってど酸素透過性を取るか、汚れにくい物を取るか、をチョイスして下さい。

汚れやすいかそうでないかはイオン、非イオンでも説明したので混乱した人もいるかもしれません。

でも、安心して下さい!

グループ分けした特徴のまとめと、それに属するレンズを調べて例外も含めて次回記事にしますね。

因みに角膜には酸素は必要ありませんが二酸化炭素の出口の確保と言う観点では酸素透過性は高い方が角膜の負担が少ないです。

参照

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前回の復習です。

前回記事

初めてのコンタクトレンズ、おすすめは自分で比較すること!値段や素材を比較する方法

簡単に振り返ると、コンタクトレンズはライフスタイルに合わせてレンズを選びましょうという話でしたね。

たとえば、毎日使う人なら基本は何を選んでも良いのですが、値段が気になる人はワンデータイプよりも2ウィークタイプが良いですし、2ウィークよりも1ヶ月タイプがお得です。

手入れが面倒だと言う人は使い捨てられる1日タイプがおすすめです。

また仮眠を取り緊急出動がある仕事の人は同じ使い捨てでも1週間タイプが良いでしょう。

頻回交換や定期交換は使い捨てよりもコスパがよく期限が来れば新しくできるので、従来型よりも清潔に使用出来ます。

従来型は年単位で使えるので最もコスパが良いです。

このようにライフスタイルに合わせてコンタクトを選びます。

「1日タイプにしよう」とか「2週間タイプにしよう」と決めましょう!

次にコンタクトの特徴から素材を比較し自分に合っているかを選びます。

素材はFDAが定義したイオン性と非イオン性、高含水率と低含水率の組み合わせのみ

FDAによる素材の分類

素材は次の様に分類されています。

グループI :非イオン性低含水

グループII:非イオン性高含水

グループⅢ:イオン性低含水

グループⅣ:イオン性高含水

素材の特徴はたったの4種類しかありません。

今回はイオン性と非イオン性の違いについて解説します。

イオン性と非イオン性のメリット・デメリット

「イオン性」は「非イオン性」より柔らかいと言う特徴があります。

「非イオン性」が固いといってもハードレンズほどではありません。

ここだけ聞くとイオン性の方が良さそうですよね。

固い事のメリットはレンズの形状保持性が良く、レンズを指に乗せた時にグニャっとつぶれにくいです。

「扱いし易い」と言う意味で「ハンドリングしやすい」とも表現されます。

「非イオン性」はハンドリングしやすいので、レンズを入れるのが苦手な人には向いています

また「非イオン性」は電荷を帯びていないので汚れが付着しにくい特徴があります。

汚れは電荷を帯びています

非イオンは電荷を帯びた陰イオンとは違うので区別しましょう。

陰イオンと陽イオンがイオン性です。

陰イオンは英語ではanion(アニオン)と言います。

陰イオンと陽イオンの陰と陽でプラスとマイナスをイメージするかもしれません。

しかしマイナスイオンはこの世の存在しません。

汚れの付着しにくい「非イオン性レンズ」は清潔に使いたい人や汚れによるアレルギー症状が出やすい人には向いています

逆に「イオン性」は生体適合性が良いという面もあります。

イオン性のレンズはレンズの表面がタンパクとくっつくような電気的性質があるので涙がレンズの上に均等に広がりやすくなるからです。

この電気的性質の為に汚れが残りやすいと言う欠点を生み出しているのですね。

非イオン性はある意味で生体適合性の悪い物を目の中に入れている事になります。

涙が均一に広がらない事でドライスポットが出来る可能性があります。

まとめイオン性のメリット]👍

柔らかい、生体適合性が良い、ドライスポットが出来にくい

イオン性デメリット]👎

形状保持性が悪い、ハンドリングがしにくい、汚れやすい

非イオン性のメリット]👍

形状保持性がよい、ハンドリングしやすい、汚れにくい

非イオン性のデメリット]👎

固い、生体適合性が悪い、ドライスポットが出来やすい

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次回に続く、

初めてのコンタクトレンズ、おすすめ買い方

初めての人もそうでない人も、コンタクトを買う前にあなたのライフスタイルをまずは考えてみてください。

これからコンタクトレンズの分類方法を解説しますので、あなたのライフスタイルにあったものを探してくださいね!

【装用方法による分類】

終日装用:寝る前には必ずはすします。

連続装用:寝る時もつけたまま寝ます。

就寝装用:寝る時だけつけます。

〔解説〕

殆どのケースでは終日装用になります。

連続装用や就寝装用は寝ている時にコンタクトをつけてもいいですよとドクターのお墨付きをもらった人だけが可能な使い方です。

お墨付きのない人は寝るときにはレンズを取らないといけません。

通勤や通学中の電車やバスの中で少しだけ寝ると言った行動もNGです。

しかし、筆者もつけたまま寝てしまう事があります。

あくまでも自己責任ですよ。

消防士や夜勤で仮眠をとる必要のある仕事の方以外はおすすめ出来ません。

なぜ寝るときにレンズを取らないといけないか解りますか?

酸素不足になるというのが一昔前の回答です。

今は違います。

角膜は呼吸をしていないので酸素不足にはなりません。

参照


正解は代謝された後の二酸化炭素の出口が塞がれるからです。

ワンデーや2week、1ヶ月タイプなど通販でも買える物と買えないもの、値段の違い

【装用スケジュールによる分類】

使い捨てレンズ:レンズを取ったらゴミ箱へ捨てます。

頻回交換レンズ:最長2周間の使用が可能です。

定期交換レンズ:最長1ヶ月と最長3ヶ月があります。

従来型レンズ:いわゆる年単位で使用可能なレンズです。

〔解説〕

使い捨てと言う意味は使ったら再利用が出来ないという意味です。

1day と1week が再利用出来ないので使い捨てレンズになります。

1week は1週間の連続装用が可能なレンズです。

最長で1週間入れっぱなしです。

言うまでもなく、ドクターのお墨付きが必要です。

2week タイプのレンズは手入れをすれば再利用が可能なため、使い捨てではありません

定期交換も手入れをしながら決められた期限まで再利用可能です。

ここまでは通販でも買えます。

従来型はワンデー、2week 、1ヶ月タイプなどが主流になる以前から使われているレンズです。

従来型のソフト、とハードは従来型しかありません。

年単位で使っていきます。

通販では買えません。

たとえば1年間毎日使う場合、基本的に使える期間が短いものほど維持費がかかります。

1回あたりに支払う値段が高くても寿命が長いためトータルでは安いと言うわけです。

素材による違い、含水率とイオン性・非イオン性、シリコンかどうか

【素材による分類】

グループI :非イオン性低含水

グループII:非イオン性高含水

グループⅢ:イオン性低含水

グループⅣ:イオン性高含水

〔解説〕

主にソフトレンズの素材の話になります。

イオン性か非イオン性か、含水率が高いか低いかの組み合わせです。

素材の特徴は主に4つしかありません。

たとえば、レンズAとレンズBとを比較する場合、どちらもグループが同じであれば素材の乾きやすさ硬さはほぼ同じと考えてください。

厳密には含水率という水分量によって若干の違いはあります。

その違いは次回以降で詳しく解説しますね。

ソフトの素材は大きくプラスチックとシリコンがあります。

プラスチックは酸素を通さない、シリコンは酸素を通すという特徴があります。

水は酸素が溶け込むのでプラスチックに水分を吸収させる能力が高いもの程、酸素の透過性は良くなります。

一方で、シリコンは水よりも酸素を透過させる能力が高い為、水分を多く吸収するものほど酸素透過性が落ちます。

レンズに水分がどれくらいあるかで低含水と高含水に分けているという訳です。

次回は素材についてもう少し詳しく解説します。

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次回は、

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紫外線の波長と光の色

紫外線は眩しくない?

紫外線は不可視光と言って見ることが出来ません。

逆に見える光を可視光と言います。

私達が普段眩しいと感じるのは目に見える可視光です。

サングラスで眩しさを軽減させると言う事は目に見える光の一部を遮断しているのであって、紫外線などの不可視光は遮断していません。

UVカット機能付きサングラスは、色を遮断することとは別に紫外線を遮断しているのです。

眼鏡にもUVカット機能がありますが、色が付いているわけではないですよね?

光は色によって波長に違いがあります。

その波長の違いが「見えるか見えないか」と関係しています。

光の粒子つまり光子(ミツコではないですよ、こうしと読む)は粒子でありながら波の性質を持った不思議な物質です。

波動の上がりきった場所を基準としたとき、もう一度上がりきった場所までの長さを波長と言います。

紫外線の波長の定義は

IEL国際電気基準では

UVC100~280nm 、

UVB280~315nm、

UVA315~400nmで

おおよそ100~400nmを紫外線と呼び、

JIS日本工業規格の定義では1~360nmを紫外線と呼び、

紫外線の上限を400とし360~830nmぐらいを可視光と決めています。

見える光と見えない光の境目はきっちりと決まっているわけでなく幅があることを知っておいて下さい。

因みにブルーライトの波長はおよそ380~500nmです。

目の紫外線対策

紫外線対策

紫外線対策をするには先ず波長の違うA、B、Cの特徴を知る必要があります。

基本的には波長が短いほどエネルギーが高く身体に対し影響力が強くなります。

UVCはオゾン層で吸収されるので地上には届きません。

UVBは一部が地上へ届き人に与える影響は皮膚に対しては表皮まで、真皮までは届きません。

目に対しては角膜まで、眼内には届きません(角膜上皮で80%、角膜実質で20%を吸収)。

UVAは皮膚の真皮、目の中まで入ります(角膜上皮で30%、角膜実質で35%吸収、残りは目の中へ)。

と言うことで紫外線対策と言う場合はUVAとUVBに的が絞られます。

そしてこの先にお話する目の中に入る紫外線と言う場合はUVAに限定されます。

環境省の紫外線環境保健マニュアル2008では、(つばのついた)帽子の着用で20%、UVカット機能を持った眼鏡やサングラスの着用で90%、眼へのばく露を減らせると書かれています。

この90%とはUVAなのかUVBなのかがこのマニュアルには記載がありません。

こう言う所から厳密な情報が得られなくなり、物事が曖昧になり誤解が生じます。

もっとも環境省の第3部参考資料の中には次のような事が書かれています。

メガネは多くが紫外線カットが使われ、サングラスでなくてもUVBの全部及びUVAの大部分を吸収できる

別の資料と合わせて見ると謎がとけます。

つまり、メガネやサングラス(UVカット機能付き)の着用により90%カットできるのはUVAだと言う事が解ります。

UVBに関しては100%カットできるとあります。

メガネのレンズスペックでは紫外線UV380とかUV400といった表記がありますが、それぞれ380nm以下の波長、400nm以下の波長をカットしますと言うことです。

ですからUVBの領域である280~315nmを100%カットできるのも当然と言えます。

筆者はUVカット機能付きのコンタクトレンズについて「UVが気になる人だけ使えばよい」と思います。

その理由を以下にお話します。

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紫外線をカットするコンタクトは必要?

コンタクトにUVカットは本当に必要か?おすすめは?

コンタクトにUVカットの機能は必要でしょうか?

結論を言ってしまうとコンタクトの上にUVカット付きサングラスをかければ事足りるので必要はないと考えます。

その理由を説明します。

たとえば商品の全てにUVカットを採用しているジョンソン&ジョンソンではUVAを81%、UVBを97%カットできるとあります。

はっきり言ってサングラスに負けてますよね。

UVカットサングラスではUVAを90%、UVBは100%カットできるのでしたね。

おまけにコンタクトでは眩しさを減らすことも出来ません。

じゃあメリットって何か?って事です。

ジョンソンでは医師ミネス コロネオ先生が言い始めた現象(コロネオ現象)と言うものを掲載しUVカットを宣伝しています。

簡潔に言うと、

紫外線の振る舞い方として、角膜にぶつかってくる紫外線のなかで耳側から斜めにくるものは角膜を通り抜けて鼻側に集中する。

お分かりだと思いますが、目の中に入る紫外線ですからUVAの話ですね。

要するに、メガネやサングラスを着用しても耳側のすき間から入る紫外線に対してコンタクトレンズが有効だと言う事なんですね。

しかも環境省の第3部参考資料でも記載されているところですが、

骨格に合わないものやレンズの小さいサングラスではすき間から紫外線が入る可能性があると言っています。
(あくまで可能性としている)

そういった訳で合わないサングラスで防げなかった可能性のあるUVA、UVBをカットできるところがUVカットコンタクトのメリットで、骨格にあったものやレンズが小さくなければサングラスで充分なのです(帽子を併用すればなおよしです)。

それからサングラスの色は薄い方が良いとも言われています。

濃い色のサングラスでは瞳孔が広がり、すき間から入る紫外線Aが目の中に入りやすくなるからだと説明されます。

ごもっともな説明ですが、サングラスの選び方次第です。

隙間の少ない大きなレンズなら色が多少濃くても紫外線の影響は少ないと考えられます。

ですから、以上のような対策をしても尚すき間から入る紫外線が心配だと思う人にはUVカットコンタクトの着用はおすすめです。環境省の資料の続きにも

あらゆる角度から侵入する紫外線に対して眼を効果的に保護をする

とUVカットコンタクトを評価しています。

そこに付加価値をどの程度認めるのかと言う問題なのです。

紫外線とコンタクトのまとめ

まとめ

如何でしたか?

紫外線は目に見えない光です。

眩しさがないので紫外線対策用コンタクトには色を入れる必要もありません。

サングラスをかけない人は紫外線カットのコンタクトがお勧めです。

サングラスをかけてもコロネオ現象が気になる人は紫外線カットのコンタクトをすれば良いと思います。

この記事が良かったと思った方、画面上のSNSボタンで応援していただけると嬉しいです😆😆😆

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コンタクを通販で!ベースカーブの選び方を伝授

レンズの種類が変わったら度数だけでなく、ベースカーブやサイズも変わる事があり不安になる方も多いのではないでしょうか?

ネット通販利用の時にもメーカーによって数値が違うのでどうしたら良いか迷った経験のある方もいらっしゃると思います。

という事で、前回は忙しい方に処方箋提出なしでもネットでも購入できますとおすすめしましたが、今回はベースカーブとサイズについて詳しく解説してみようと思います。

ベースカーブとサイズ、レンズ素材のトータルでで比較すること!

ベースカーブとサイズの関係、8.4と8.6、8.7、9.0が同じ評価になる事も

前回も話した様にベースカーブはBC、サイズはDIAで表されます。

サイズはレンズの直径を表すので円の弧の2点とレンズの中心を通る線の長さを表しているのは分かりますよね。

ではそもそもべースカーブはどこの長さだと思いますか?

これはスタッフでも知らない人の方が圧倒的に多いです。

もったいぶらないで言いますね。

レンズの丸さ、つまり弧ですね、この弧は半径何ミリの円を切り取った物かと言う事です。

分かりやすく言いますね。

BC9.0であれば半径9.0㎜の円を書いた時の孤の一部

BC8.6であれば半径8.6㎜の円を書いた時の孤の一部

BC8.7であれば半径8.7㎜の円を書いた時の弧の一部

レンズの丸さは半径何㎜の円を切り取っているのか

という「目では確認できないもの」を表しています。

で、これを曲率半径と言っているわけです。


画像:アキュビュー超特価!しかも処方せん不要!【アットスタイル】

では、半径が1kmの円の丸さと10円の円の丸さはどっちがゆったりしていますか?

当然、1kmですよね。

このように数字が大きい方がBCは眼に対してゆったりした物になります。

同じ素材のレンズがあるとします。

BC /Power/DIA

8.7/−3.00/14.0

8.4/−3.00/14.0

通常、BC/レンズの度数/DIAを表しますが、8.7の方がゆったりですよって言うことですね。

ではこれはどっちがゆったりでしょうか?

8.7/−3.00/14.0

8.7/−3.00/14.5

角膜は周辺に向かうほどゆったりとした形状になりますので、14.0の小さいサイズの方がゆったりとします。

サイズが大きければその分周辺にいくほど締め付けられるからです。

ここまでは、誰も否定しない一般論で、そもそも物理的な事実を言っているだけです。

では、次です。

こんな場合はどうでしょう。

メーカーが違う素材の全く異なるレンズです。

①9.0/−3.00/14.2(A社)

②8.6/−3.00/13.8(B社)

BCは数値が大きい9.0が、サイズは13.8がゆったりしていますよね。

同じカーブ、同じサイズで素材が硬いものと柔らかいものがある場合は柔らかい方がゆったりしますが、

そもそもレンズの差材が違う場合はどっちがゆったりしているか数値では判断ができません

それなのにスタッフのほとんどが角膜の形状がゆったりしている人に対して

①9.0/−3.00/14.2(A社)

②8.6/−3.00/13.8(B社)

という選択肢の中で9.0を選択すると言う意味不明な事をして安心するわけです。

これはBCだけを見て素材やサイズの数値や先に挙げた物理的事実を無視して考えるからに他なりません

実際に②を選択しても問題の無い人も山ほどいるわけです。

何故なら素材が違いますし、サイズが小さい分ゆったりするからに他ならないからです。

レンズのカーブとサイズはメーカーが素材や厚み含水率などとともにベストな形状を決めているのですから、メーカーの垣根を超えて数字を比較してはいけません。

眼科で見てもらってから決めましょうと言うのはその通りだと思いますが、眼科でみてもらったところでそのレベルなのです

あくまでもそのレンズの中でゆるいのかきついのかを判断して選んでくださいね。

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も併せてお読み下さい

近視や乱視がわからないと注文できない!

コンタクトレンズはネット通販でも買えますし、処方箋が無くても買えます。

どの様に買うかはユーザーの自由ですが、通販での申し込みフォームでは「定期検査を受けている眼科名」の記入を必須にしているショップが多いです。

一度は眼科で診てもらってから処方されたことのあるレンズを購入する事をおすすめしますが、通販でしか買えない物もありますのでここではあまり固いことは言わないでおきます。

忙しくて眼科にも販売店にも行かれないあなたにも、むしろ購入しやすい様な情報を伝えていこうと思います。

あなたの近視や乱視はどれくらい?

レンズの箱や容器に書いてある表記を最初に表記してある略語、次になんの略語か、そしてその意味を説明します。

これがわからないと注文ができません。

P: Powerの略語でレンズの度数そのものです。

Sph : Sphereの略語です。

近視と遠視の矯正度数を表します。

近視の人はマイナス、遠視の人はプラスで記入します。

Cyl : Cylinder の略語です。

乱視の矯正度数を表します。

乱視はプラスで表す事もできますが、どのコンタクトレンズもマイナス表記しかないので安心してください。

Ax : axis の略語です。軸と言います。

乱視度数が必要な人は乱視に必要な度数と場所が必要です。

詳細記事


場所の事を軸と言います(厳密には軸に矯正力はありませんがし詳細は割愛します)。

通常、「近視」「遠視」の矯正しかしていないレンズは、Pという強さだけしか表記がありません。

それだけで事が足りるからです。

乱視用のレンズになると「近視もしくは遠視がいくつ」で「乱視がいくつ」という表記になるので、「p」ではなく「sph」と「cyl」の表記に分かれます。

Add : Addition の略語です。加入度数とも言います。

遠近両用の近くを見るための度数です。

プラスで表します。

遠近のタイプでNとDというのもあります。

同じ度数でもより手元重視(N)か遠く重視(D)かで選びます。

BC : Base Curve の略語です。ベースカーブを表します。

数字の大き方がゆったりしていて小さい方がきつくなります。

本来レンズがぴったりとして動かないよりも少し動いた方が涙の循環にもなって良いことなのですが、カラコンなどはゆったり過ぎると目の位置と色の位置がずれ過ぎてしまうこともあるのできつめの方がいい場合もあります。

あまり長時間の装用は避けた方がいいかも知れませんね。

DIA : Diameter の略語で直径を表します。

レンズのサイズの事ですね。

メーカーによってベースカーブやサイズはバラバラです。

でも基本的にはそのレンズの素材感からメーカーが独自に決めている数値なので、あまり他社の数値と比較はしないようにして下さい(比較しようにも出来ない)。

あくまでもそのレンズでゆるいかきついかを判断材料にしてくださいね。

例えば、ジョンソン&ジョンソンのワンデーモイストと言うレンズに興味があるとします。

当該レンズのBCのうち9.0(ゆるい)8.5(きつい)の比較をして選ぶようにして下さい。

当該レンズの8.5と他メーカーレンズの8.6では材質もサイズも違うので比較になりません。

また通販では使い捨てレンズと頻回交換レンズしか販売されていませんので、ハードレンズや従来型のソフトレンズはリアル店舗での購入になります。

次回はベースカーブの選び方とその比較の仕方を詳しく解説します。

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コンタクトレンズの初めての買い方

コンタクトを買いたいんですけど・・

コンタクトレンズを買いたいと思っても何から始めるのか分からないと言う人の為に書きます。

知らない事は恥ずかしいかとではありませんからね。

是非これを機に安全、安心のコンタクトレンズライフを送っていただきたいと思います。

未成年者は保護者に相談するのが大前提ですね。

OKをもらったら、眼科でも良いしコンタクトレンズの販売店でも構いません。

どこに行けばコンタクトは手に入る?

眼科と販売店どっちが先?

流れとしては医師の診察を受けてコンタクトレンズの処方箋をもらって、お店に提出して購入します。

眼科に心当たりのある人は眼科へ行きましょう。

(併せてこちらも読んでください。損しない様に。)

もっとも販売店の場所は知っているけど眼科の場所は知らないと言う人は販売店に行けば眼科を紹介してくれます。

だから販売店が先でも全然問題ありません。

病院と薬局が近くにあるように、眼科と販売店も隣接しています。

お店によっては隣の眼科でもらった処方箋しか受け付けない販売店もあるので確認しておきましょう。

処方箋には度数などが記載される

処方箋(しょほうせん)とは

ところでこの処方箋って何って思う人もいるでしょう。

処方箋は医師が薬の名前や分量、用法、用量を記載した指示書の事です。

何科の病院でも薬を出されたら(処方されたら)、その指示書を保険薬局に提出し、その指示に従った薬を買うという流れになりますね。

それと同じでコンタクトレンズの処方箋を持って販売店に行きます。

コンタクトレンズの処方箋にはコンタクトレンズのメーカー、レンズの種類、レンズのベースカーブ、度数、サイズなどが記載されます。

それはあなたが眼科でレンズをつけて視力やレンズのフィッティングを見てもらって医師がこれなら使って良いですよというお墨付きをもらったレンズについて書かれた指示書になります。

おすすめ

押さえておこう!

ここで勘違いしやすい事が2点あります。

本来、販売店は何処の処方箋でも受け付けないといけません。

しかし制限を設けたからと言ってペナルティーがあるわけでもありません。

もう一点は処方箋でコンタクトレンズを買うことは法律で義務化されていません。

処方箋がない場合でも、又何処のお店でも、コンタクトのデータさえ分かれば、あなたの自由に買って構いません。

誤解の無いように言うと、眼科に行かないことのおススメではありません。

法の解釈を言っているに過ぎません。

だから処方箋のいらないネット販売と言うのも自由なのです。

もし「コンタクトレンズは医師の指示がないと買えないと法律で決まっています」と言う眼科や販売店の職員がいたらそれは嘘という事です。

筆者は嘘が大嫌いです。

あなたには真実を知ってもらいたい。。

処方箋で買うこと自体は眼科や販売店からの「お願い」です。

初めての人はデータや使い方なども分からないので、まずはコンタクトレンズを扱っている眼科に行く必要があります。

どこで買うにしても異常を感じたらレンズを外して眼科に早く行き専門医に診てもらうこと、そしてたまには「使っているものが適正なのか」の確認に眼科に行くことも重要です。

また眼科専門医でない医師がいることも多いので確認してから行くのも良いかもしれません。

眼科専門医かどうかは日本眼科学会のホームページで検索が可能です。

専門医一覧」←をクリックすれば医師の名前を検索できます。

開業医が専門医とも限らないので調べる事をおすすめします。

東京だけでも1783件ヒットしますので、これから行こうとする眼科の先生の名前を調べてからの入力になります。

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ハードコンタクトレンズ・非球面レンズのメニコンZは目に優しい?

非球面レンズは目に優しい?

ハードコンタクトを勧められる際に非球面レンズを勧められることがあるかもしれません。

特にメニコンの商品(特にメニコンZ)は全面非球面レンズなどと謳っています。

非球面レンズにはどの様な恩恵があるのでしょうか?

店員さん、もしくは眼科職員さんの勧め方はこんな感じです。

「目の形は周辺に行くほど緩やかになっています。

非球面レンズは少し特殊な形状で、目の形に合わせて周辺に行くほど緩やかになっています(だから目に優しい、目にフィット、目に良いなど)」。

目の形は周辺に行くほどカーブは緩やかになっているのは本当です。

だからレンズも周辺に行くほどカーブが緩やかになる、というのもメニコンの言う通りです。

しかし、ある誤解を与えています。

それは「非球面レンズ」と「球面レンズ」に分類されると言う誤解です。

これは迷信なのです。

はっきり言ってあなたは騙されています

その理由を理解するにはレンズの設計図を「よく理解する」必要があります。

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非球面レンズのメリットとデメリット・レンズの光学部

レンズの形を理解しよう!

レンズの内面は目に直接触れます。

レンズの中心から光学領域(光学部)という光を集めるためのゾーンがあります。

ここがベースカーブになります。

よっぽど特殊なレンズ以外、ベースカーブと言うのは球面です。

そしてベースカーブから周辺に向けてブレンド、ベベルというゾーンに変化します。


画像引用:スマイルコンタクト

*ネット上でレンズの形状をいくつか見ましたが、どの図も光学領域にブレンドが含まれています。本来は含まないので注意してください。それは、光学領域、ブレンド、ベベル全ての寸法記載のある図を見れば一目瞭然です。この図も誤りですが、どこよりも分かりやすく書かれていると思います。

ベベルの役目は「涙が入りやすくするよう」「装用感を良くするよう」に設けられています。

光学領域(≒ベースカーブ)とベベルの間にあるブレンドは「つなぎ目」の役割があります。

それぞれが違うカーブをしています。

どのメーカーのどのレンズもそのような設計になっています。

これはなぜかと言うと「目の形は周辺に行くほど緩やかになっている」からです。

だから、光学領域からブレンド、ブレンドからベベルへ「緩やかにカーブが変化」しているのです。

迷信と言ったのは「全てのレンズが非球面レンズ」であり、「球面レンズなど存在しない」からです。

全面が球面のレンズがあるとしたら、ブレンドもベベルも無いレンズになります

でもそんなものはありません。

球面レンズなんて存在しないのです

非球面レンズにはメリットがあって球面レンズにはデメリットがあると思う事も間違いです。

メーカーも認めている

筆者はこのことについて10何年も前にコンタクトレンズ協会へ問い合わせてみたことがあります。

その結果「全てのレンズが非球面だ」と回答をうけました。

同じようにメニコンの営業担当にも問い合わせをしました。

その結果、非球面レンズについて「他のレンズよりさらに非球面です」という回答でした。

つまり、メニコンも『確かにあなたの言う通り全てのレンズが非球面ですが』と言うことを認めていると言うことです。

「さらに非球面」。。

これは何を言いたいのでしょうか?

当時はメニコンZだけが「非球面レンズ」を謳っていたのですが、このレンズはサイズが大きく設計されています。

サイズを大きくした場合はサイズの小さいものと同じ曲率だと、目に対して圧迫がきつくなるのです。

だから、より緩やかにする必要があるので「さらに非球面」と言うのは当たり前の話なのです。

もっと言えば「さらに非球面」のレンズが皆に合うわけでもないのです。

むしろ合わない人もたくさんいます。

それなのに合わないレンズを勧められてカーブの選択だけで角膜が窮屈なフィッティングを筆者はいくつも見てきました

そんな時はレンズのサイズを小さく特注するか、レンズ自体を別のメーカーに替えると言う選択肢がありません。

でも実際には球面と非球面の2種類が存在すると言う思い込みによって正しいレンズの選択がなされていないのが現状です。

高度管理医療機器と言いながら一方でこの様な間違った思い込みを促進する販売戦略に対して疑問を感じます。

カーブの事を把握している人としていない人。

あなたはどちらの人にレンズがフィットしてるかどうか見てもらいたいですか?

これは言わずもがなですよね。

常識は真実と違う、と言うことがよく分かりますよね。

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ハードレンズが目にいいと言われ続ける本当の理由

こうしてあなたも騙された!

量販店と隣なり合わせの眼科に行くとハードレンズを勧められます。

酸素透過性がいいから

乱視矯正ができるから

寿命が長いのでコストがかからないから

主にこの3点をメリットとして説得されたユーザーは多いかと思います。

しかし、ハードを勧める最大の理由は利益率が良いからなのです。

ハードの利益率がもし悪かったら誰もハードを勧めなかったと思います。(一部例外を除いて)

今回はハードレンズを使うメリットの危うさとデメリットお伝えします。

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ハードレンズが「目の酸素不足を防ぐ」の真相

ハードレンズが目の酸素不足を防ぐから目にいい?

ハードが目にいいと言われる大きな理由は「目(角膜)が酸素不足になりにくいから」と言われています。

しかし,目は酸素を必要としない事が分かっています

詳細記事はこちら


実際には角膜に届いた酸素は消去されていくつかの段階を得て水と二酸化炭素に分解されます。

分解された二酸化炭素は角膜から排出されます。

ハードは角膜より小さくていつも動くと言う特徴があります。

この特徴のお陰で角膜から二酸化炭素が排出されやすくなる事がメリットなのです。

しかし動くと事はデメリットにもなります。

瞬きをするたびにレンズが上下に移動するので、使い始めは目の中でゴロゴロして使いにくいのです。

慣れない人に『慣れるまで時間がかかります』と暗示をかけて無理にハードレンズユーザーに仕立てていたのです。

それは目が呼吸をしていると信じられていたからなのです。

ハードが「外れやすい」の理由

ハードが外れやすい理由

頑張ってられたハードレンズも外れて紛失した、あるいは紛失しかけたと言うユーザーも多いでしょう。

外れやすいのはハードのデメリットですよね。

なぜ外れやすいかは表面張力と関係してます。

表面張力を理解している方は飛ばして読んでください。

水は丸くなろうとしますよね?

これは水の分子(H2O )が周りの水分子を引っ張ろうとするからです。

だからコップ入り口の水平ラインより上まで水を注いでもある程度ならこぼれないのです。

この分子間(元々は原子間)で引っ張り合う力が物質(水)の表面上に見られる現象を表面張力と言います。

つまり物質には引力が働いています。

この引力は温度によっても変化します。

水は熱を加えると次第に引力が弱くなり水蒸気になります。

眼には涙という水分がありますよね。

レンズがくっ付くのはこの涙の引力のお陰です。

乾いたレンズを乾いた指で取り扱うと落としやすいのに、水分を指につけると落としにくいのも水分に引っ張る力があるからです。

レンズユーザーは経験的に分かりますよね。

表面張力の特徴は、表面積に比例して大きくなるので、直径の大きなソフトより小さなハードの方が外れるリスクとしては高くなります。

涙とレンズの接地面積が大きいほうが水の引っ張る力が強いという事です。

涙がなければレンズは目にくっつくことが出来ません。

という事は、レンズが外れやすい人は涙が少なくなる状況にあると言えます。

目を開いたままでの激しい運動や、タイミング悪く風が吹いたときなどは外れるリスクは高くなります。

もっとも目が乾くと人間は目を開けていられないから瞬きをします。

だから簡単に外れるわけでもなく、あくまでもリスクの問題になります。

ハードは「乱視矯正が得意」の真相

ハードは乱視矯正がしやすい?

ハードレンズのメリットは「目が二酸化炭素排を出量をしやすい」、「乱視が矯正されやすい」、「安い」この3点です。

二酸化炭素の話は上記お話した通り。

安いのはつまり寿命が長いからです。

「乱視が矯正されやすい」のは殆どの場合に当てはまります。

しかし「乱視が矯正されにくい」場合もあります

乱視は目の丸さに「ばらつき」があるから起こります。

タマゴにも丸さがありますが見る方向によって「丸さのばらつき」がありますよね。

それと同じことです。

「目玉の表面のレンズ」と「目の中の虫眼鏡」は、どちらのレンズも「丸さのばらつき」があります。

通常はお互いがそれを打ち消すか、打ち消さない場合は少しだけ「目の表面のレンズ」が勝って乱視の症状になることが多いのです。

だから殆どの場合に当てはまるという事です。

そしてハードが得意とする乱視は「目の表面のレンズ」に対してだけです。

涙は「ハード」と「目の表面のレンズ」の間にあって、レンズの代わりをしています。

ハードを入れている時の「涙の丸さのばらつき」は必ず「目の表面のばらつき」をチャラにする「ばらつき」になります。

涙が目の表面の乱視を矯正してくれるのです。

そうすると「目の中の虫眼鏡」の「ばらつき」が残りますよね。

「目の中の虫眼鏡」の「ばらつき」が在ればある程、ハードを入れることで乱視の症状がひどくなります。

この様なハードで矯正できない乱視には乱視用のソフトしか選択肢はありません。

しかし、乱視の矯正が必要無い方でも『酸素を通すから』と言う理由でハードを勧められた人は多い思います。

よろしければ関連記事もご覧下さい🙂

ハードで「瞼が下がる」の真相

ハードは瞼が下がってくる?

おそらくハードの最大のデメリットでしょう。

お年寄りの中には瞼が垂れ下がっている方がいますよね。

これを眼瞼下垂と言います。

ハードは眼瞼下垂を引き起こします。

アメリカの検眼協会(AOA)のニュース記事で96組の一卵性双生児を3年間毎年追跡調査し、瞼が下がる環境要因にコンタクトレンズが関係あるのかを調べたヤフーヘルスの事が紹介されています。

そのYAHOO LIFESTILEの記事を紹介すると、

ソフトとハードのどちらも眼瞼下垂の環境要因であり、その他の環境要因(BMI、喫煙、日光の被曝、アルコール、仕事のストレス、睡眠)は全くなかった

と言う研究結果が出ています。

(これらは環境を要因です。脳神経の病気で眼瞼下垂になる場合もあります。)

双子間の瞼の下がり方の差の平均は0.5ミリ、コンタクトを使用しない双子は大体1ミリの瞼が下がっているのに対し、ソフト装用者は1.41ミリ、ハード装用者1.84ミリ瞼が下がっていた。


39歳の双子、左はコンタクト未使用者、右はコンタクト使用者
画像引用:YAHOO LIFESTILE

65歳双子、左はソフト使用者、右はハード使用者

瞼が下がるのは、老化で瞼を持ち上げる筋肉が弱くなるからだと言われています。

ソフトもハードも軽度の炎症が筋肉を弱くする一因としてあげられ、さらにハードに関しては外す時に瞼を引っ張って外す為に、筋肉が伸ばされる事が原因ではないかと言われています。

眼瞼下垂は見た目がとても老けて見えませんか?

ですからコンタクトユーザは出来るだけつける時間を減らす方がいつまでも若く見られる秘訣になるでしょうし、ハードユーザーは引っ張らないでSPスポイトを使って外すなどした方がいいと言うことになります。

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