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コンタクトレンズのケア用品、消毒液はこすり洗い不要の洗浄液?

洗浄と消毒の違いが分かったところで実際の商品を見ていきましょう。

洗浄と消毒の違いが判らない方は先にケア用品の見極め方をどうぞ!

実際のつけ置き消毒の商品です。

こすり洗い不要ですが、こすり洗いタイプのものと併用が推奨されてます。

理由はもうわかりますね。

消毒液は洗浄液ではないからです。

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AOセプトクリアケアは過酸化水素で消毒、界面活性剤と保存液で洗浄、保存液によるすすぎの必要性がある

AOセプトクリアケア

独自のトリプルアクション消毒・洗浄効果でレンズについた細菌をしっかり消毒、たんぱく質や脂質汚れもしっかり落とします
より清潔なレンズを装用するには、消毒前にソフトコンタクトレンズ用保存液でこすりあらいすることをおすすめします(引用元

消毒には過酸化水素を使います。

説明文書には微量の界面活性剤が含まれている事が明記してあります。

泡が出て弾ける時の物理的な力で汚れを落とす効果を狙っています

指でこすり洗いするのと、泡の弾ける力はどちらが効果あると思いますか?

より清潔なレンズを装用するに、消毒前にソフトコンタクトレンズ用保存液でこすりあらいすることをおすすめしていることから想像がつきますよね。

保存液によるすすぎの必要性が洗浄力を高めるという事です。

また、たんぱく質分解酵素商品にはタンパク質を分解という用語を使っていますが、この商品には成分表に分解酵素の明記がなくたんぱく質や脂質汚れもしっかり落としますと言葉を選んで使い分けていることからキレート効果によるタンパク除去であろうと推察できます。

それから、防腐剤フリーで目にやさしいと書かれています。

一般的なこすり洗いのタイプには目に入れても刺激の少ない消毒液が入っているため1週間の保存が可能です。

防腐剤が無いと目に刺激がないので、アレルギー体質、特に防腐剤に対してある人にはとってもやさしいことを意味します。

過酸化水素と言う強力な殺菌効果のある成分を使うのでそのままでは目に入れられません。

そこでただの食塩水にする為、白金(プラチナ)という中和物質を使います。

その食塩水にするまでの作業を中和と言い6時間つけておく必要があるのです。

この中和の時に泡が出てきます。

画像引用元

一方で、6時間の中和後は消毒液が無くなって、防腐剤も入っていない事を意味しています。

よって、レンズを次の日にコンタクトを使用しなかったとしても中和終了から24時間後にはまた手入れをしなくてはいけない旨もアナウンスしています。

使用可能なレンズを探す

中和錠を使うコンセプトワンステップは防腐剤フリーで界面活性剤フリー

コンセプトワンステップ

画像引用元

パッケージ画像を診て頂くと大きく「消毒力と保湿力」って書いてありますよね。

つまり洗浄効果は無いって言う事です。

商品詳細をクリックして頂くと

防腐剤・界面活性剤が入っていません。目にやさしく安心です

と書かれています。

つまり、防腐剤フリー(消毒効果はあるが防腐効果はない)、界面活性剤フリー(脂質汚れを落とさない)と言う意味です。

防腐剤が入っていないので本来は24時間後には手入れが必要かと思いますが、添付文書のアナウンスは

消毒・中和後の専用ケース内にレンズを7日以上放保存しないでください。

とあります。

6日までなら放置可能と言う意味ですね。

なぜ、6日も保存ができるのか不思議です。

同じ過酸化水素を消毒成分にしてあるAOセプトが24時間の保存しか出来ません。

安全性の考え方の違いなのでしょうかね。

ユーザーのあなたは説明書通りの使い方をしておけば、それであなたの責任ははたしているので、そこだけはしっかりとしてもらえばいいんじゃないかなと思います。

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クリアデューファーストケアの消毒はイソジンと同じポビドンヨード

クリアデューファーストケア

消毒液にはポビドンヨードが使われています。

カバの親子でおなじみのイソジンの成分と同じです。

洗浄にはタンパク分解酵素が使われていて、消毒の中和とタンパク分解酵素の中和も同時に行い4時間つけ置いて終了です。

防腐剤が配合され長期保存も可能ですが、つまり防腐剤フリーではありません。

取説の説明文を引用します。

“ケア完了後、ふたを閉めた状態で1週間までの長期保存が可能です。その後は1週間おきにケアを行って下さい。また、装用前に再度cleadewファーストケアでケアを行って下さい。”

装用前には再度手入れが必要です。

擦り洗いもつけ置きも装用前には何かしらのこすり洗い可能な商品ですすいでからの装用が推奨されています。

その理由は消毒した細菌の死骸を除去するためです。

つけ置きに関しては防腐効果が持続しないものに関して、さらに菌が繁殖しているリスクがあるので、装用前のに再度時間をかけての手入れが推奨されていますね。

大体のコツはつかめましたでしょうか?

こういう事を知らないで、ちゃんと手入れをしましょうなんて無責任ですよね。

このメディアがユーザの目を守る第一歩となれば幸いです。

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コンタクトレンズのケア用品、洗浄液と消毒液は成分が違う

早速前回の続きを始めます。

洗浄液にと消毒液の成分は違います。

この記事を読む前に参照記事をおすすめします!

今回まで洗浄液の話が中心です。

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エピカコールドの界面活性剤とキレート剤

エピカコールド

界面活性剤はプロピレングリコール

キレート剤はエデト酸ナトリウムとフルーツ酸?

画像引用元

エピカアクアの界面活性剤とキレート剤

エピカアクアモア

界面活性剤はプロピレングリコール

キレート剤はフルーツ酸?

画像引用元

画像からも成分表からも説明書きからも表現が曖昧すぎて断定したことが言えません。

天然系って言うとすごく目に良さそうですけど、天然系保湿成分って一体なんなの?

それがほかの保湿成分とどう違うの?

って心の中で叫んでしまいます。

具体的な成分や機序が分からなければ、単なる得体の知れない物質でしかないと言っては言い過ぎでしょうか。

従来の保湿成分に関しても従来何が入っていたか一向に分からないです。

従来の商品説明に具体的に書かれていませんからね。

ただただ見せかけの言葉で宣伝するのはやめて欲しいですよね。

結果的に、惑わされて困るっているのはユーザーです。

界面活性剤が入っているのに、それらしい表現の絵ではないのも非常に不思議です。

このような消費者に分かりにくい商品を筆者は買いませんが、皆さんは、洗浄成分となんらかの保湿成分が配合されていると言う程度の認識で構いません。

クリアデューリペア&モイストの界面活性剤とキレート剤

クリアデューリペア&モイスト

画像引用元

水酸基と疎水基の絵を見ると界面活性剤が特殊な技術によって架橋されたようにも見えますね。

しかし、界面活性剤には表示指定成分のポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール(他社ではポロクサマー)が配合されているようです。

キレート剤はエデト酸塩酸。

少しだけ話を脱線させます。

あなたの使っている又は使う予定のレンズに目の前のケア用品が使えるかどうかと言う問題があります。

説明書によっては使えるか否かの案内をしている商品もあります。

こすり洗いの商品はほぼどのレンズに使っても構わないのですが、つけ置きのタイプは使ってはいけないレンズがあります。

取説や注意書きはよく見てから使用してくださいね。

Cキューブソフトワンクールの界面活性剤とキレート剤

Cキューブソフトワンクール

うるおいのベールを形成する「ポロクサマー」を配合。うるおいのベールがレンズをしっとり包み込んで、気持ちの良いつけ心地が続きます。すっきりした清涼感の、クールタイプです。(引用元より)

ポロクサマーが潤いのベールを作ると書いてありますよね。

何度か名前が出ましたが、界面活性剤の作用ということです。

エデト酸塩酸も入っています。

成分表からは判断出来ませんが、ミントのようにスーっとする成分が配合されています。

なので、クールタイプという訳ですね。

Cキューブソフトワンモイストaの界面活性剤とキレート剤

Cキューブソフトワンモイストa

うるおいのベールを形成する「ポロクサマー」を配合。うるおいのベールがレンズをしっとり包み込んで、気持ちの良いつけ心地が続きます。(引用元より)

ネーミングからしてなんらかの保湿成分が配合されていてもおかしくないのですが、添付文書に記された配合成分は全く同じです。

そして、説明分からも潤い効果については何ら差異は見て取れません。

Cキューブハイドロワンの界面活性剤とキレート剤

Cキューブハイドロワン

タンパク汚れはもちろん、シリコーンハイドロゲルレンズに付きやすい脂質汚れまでW洗浄!高い消毒力で、さまざまな雑菌を消毒、清潔に*!ヒアルロン酸Na(うるおい成分)も配合。レンズきれいで、クリアな視界で快適に。(引用元より)

成分表は全く同じです。

しかし、タンパク汚れに効果があることと、ヒアルロン酸配合で潤い効果を謳っています。

やはり、タンパクに対する作用がイマイチわかりにくく、不親切だと思います。

フォレストリーフはアレルギー体質の方におすすめ

フォレストリーフ

界面活性剤材フリーと謳っています。

つまり、界面活性剤は入っていませんということなので油汚れが落ちにくい商品です。

ただし繰り返しになりますが、界面活性剤アレルギー症状の出にくい目に対する負担が少ない商品なので、アレルギー体質の方にはおすすめです。

成分表には金属封鎖剤の表記がありますのでミネラルとタンパクの除去作用は期待ができます。

洗浄成分は界面活性剤とキレート剤だけ、消毒成分は全てに配合

コンタクトレンズ用ケア用品、洗浄液編まとめ

いかがでしたか?
だいたいのコツは掴めたのではないでしょうか。

消毒成分は書きませんでしたが、全て配合されています。

配合されている界面活性剤や消毒剤は目に入れてもほとんどの人にとって毒性の少ないものになっています。

なので、意外と同じものが目薬に使われていたりします。

これ、ホントです。

逆に目薬の潤い成分として界面活性剤が使われていることもあるぐらいです。

というわけで、完全に汚れを除去したり、細菌を除去することは出来ません。

あくまでも、害のないレベルにまで減らすだけの話です。

ここはしっかりと認識しておいた方が身のためです。

洗浄成分は界面活性剤とキレート剤だけ、消毒成分は全てに配合されていると言う認識でケア用品の成分表を眺めてみてください。

たとえ新商品が出ても怖くありませんし、迷う必要もありません。

汚れを落とすならこすり洗いの商品を、細菌の数をもっと減らすならつけおきの商品を、使いましょう。

つけおきタイプは次回の記事で書きます。

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コンタクトレンズのケア用品、洗浄液と消毒液は成分が違う

洗浄液と消毒液の違いが分かったところで実際の商品を見ていきましょう。

洗浄と消毒の違いが判らない方は先にこちらを必ず読んでからにしてくださいね🙂

成分も対象も全然違いますからね。

今から紹介するのは洗浄がメインのこすり洗いです。

こすり洗いですよ。

洗うんですよ。

こすり消毒って言わないですよね。

だから消毒してるワケではない事が分かりますよね。

でも、こすって洗浄する事で除菌の効果はありますよ。

汚れと微生物の数を物理的に落とした後はだいたい4時間以上消毒時間を要します。

説明書に書いてありますからね🙂

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オプティフリーとオプティフリープラスの違いとおすすめ

オプティフリーの成分と界面活性剤

界面活性剤フリーです。

界面活性剤についての詳細記事

クエン酸のキレート効果でタンパク除去します。

キレートについての記事

画像引用元

使用可能レンズを調べる

オプティフリープラス

オプティフリープラスには何がプラスされたかと言うと界面活性剤です。

その名もテトロニックと言います。

つまり成分の違いとしては界面活性剤の有無で、アレルギー体質の方には界面活性剤フリーのオプティフリーがおすすめですが油脂汚れに対する効果は無く、油脂汚れをしっかり落とすにはオプティフリープラスがおすすめです。

画像引用元

使用可能レンズを調べる

レニューフレッシュとレニューセンシティブの成分の違いはキレート剤

レニューフレッシュ

うるおい成分ポロキサミンが、コンタクトレンズ表面の汚れを浮かせて、レンズに涙を引き寄せます。(画像と文字引用元

レニューセンシティブ

汚れが落ちてきれいになったコンタクトレンズの表面に、ポロキサミンが付着し、涙を引き寄せてコンタクトレンズと目の間に涙のクッションを作ります(画像と文字引用元

テトロニック(オプティフリープラス)もポロキサミンもマッチ棒みたいですよね。

油を取り除いた後にレンズの表面に潤いのベールを作る、これが界面活性剤の働きなのです。

よく見るとレンス表面に小さなマッチ棒が付いてますよね。

絵を見ると、同じメカニズムだと良くわかりますよね。

フレッシュとセンシティブの違いは成分表を比べると判ります。

レニューフレッシュの成分表

レニューセンシティブの成分表

フレッシュにはハイドレネートが入っています。

これはキレート剤です。

キレートの効果でタンパク質の除去を行います。

だからフレッシュの方がタンパク除去効果を謳っているのです。

レニューカラー

成分表だけ見るとフレッシュと全く同じです。

全く同じ物質が同じ分量配合されているかどうかはわかりませんが、その差を示す物が何もないので、一旦同じ物として考えて構いません。

例えば、いつも使っているフレッシュが緊急で手に入らない場合にカラーが手に入るならそれでオーケー。

はっきり言って目に対する影響、レンズに対する影響といった意味では、代用と言うより同じものとして扱って大丈夫です。

フレッシュ、センシティブ、カラー3つとも全てのコンタクトレンズに使えます。

だいたいコツは掴めましたか?

次々いきますね。

コンプリート製品は消毒効果、潤い効果、装用感、洗浄効果に違い

コンプリートケア
コンプリートダブルモイスト
コンプリートクリアコンフォート
コンプリートリバイタレンズ

上記4つの商品に付いて、成分表とメーカーの説明から言える共通点と違いを説明します。

コンプリートケア(以下ケア)は成分に具体的な名前が書かれていませんが、界面活性剤とキレート剤、消毒液が入っています。

界面活性剤はケアだけが名前が分からず、ダブルモイストとコンフォート、リバイタレンズがポロクサマー配合となっているんですね。

ひょっとするとケアの界面活性剤もポロクサマーかもしれません。

表記はないがその商品だけが謳っていることはよくあります

非球面レンズはまさにそのケースですね。

消毒液は上記3つが同じ塩酸ポリヘキサニド、リバイタレンズだけが塩化ポリドロニウムとアレキシジンの2種類入っていて高い消毒効果を謳っています。

ダブルモイストは界面活性剤の潤いベール効果にヒプロメロースと言う潤い成分配合で高い潤い効果を謳っています。

コンフォートは緩衝剤にタウリンと粘稠剤にヒアルロン酸配合で、目の環境に近づけて快適な装用感を謳っています。

ほかの商品にも緩衝剤、粘稠剤は配合されていますが、具体的な名前はコンフォートだけになります。

コンフォートとリバイタレンズはポロクサマーとイオンの効果で高い洗浄効果を謳っています。

しかし、イオンと言うのは具体的な原子名を或いは、成分名を言っていないので、何の事を言っているのかよく分かりません。

4つとも全てのコンタクトレンズに使用できます。

因みに今回紹介した洗浄液に目に毒性の少ない量で消毒液は必ず入っているので、消毒効果を謳った一部しか特筆していません。

ケア用品の数が多いので続きは次回

この記事が良かったと思った方、画面に出ているSNSボタンで応援していただけると嬉しいです😆😆😆

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コンタクトレンズ、ケア用品のおすすめ

今回も汚れ対策の話です。

ケア用品のおすすめ第5弾のターゲットはタンパク質です。

この記事を見てくれているあなたには是非成分表を見て判断できる様になって欲しい!

難しくありませんから、安心してください。

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白濁の原因、タンパク質を分解する酵素の効果

タンパク質分解酵素って何?

コンタクトレンズが白く汚れてくることを「白濁」と言います。

主にタンパク質が原因です。

毎日の手入れに加えてタンパク分解酵素を使って落す必要があります。

「酵素」はタンパク質で出来ています。

全ての生物の中に存在しています。

3000種以上あると言われています。

通常、ある物質に化学反応を起こさせて別の物質を生成しようとすれば「エネルギー」と「時間」が必要になります。

その「エネルギー」と「時間」をあまり使わせることなく物質の分解や生成を補助する能力を持っています。

たとえば、酸素Oと水素Hを一緒に置いておいても水にはなりません。

そこに火を加えると酸素Oと水素Hが結合できるだけの「エネルギー」を得て水H2Oという物質になるワケですね。

これは一つの化学反応になりますが、反応には強力なエネルギーが必要になります。

酵素とはエネルギーを与えなくても化学反応を起こしてくれるタンパク質のことです。

酵素はそれぞれが違う形の鍵穴をもっていて、その鍵を持っている、決まった相手とだけしか反応をおこしません。

これを特異的な反応と言います。

食物を発酵させることも、微生物が持っている酵素の働きが起こす反応のことです。

それから、我々が食事した後に食べたものを分解するのもすべて酵素の働きによるものです。

この鍵と鍵穴の効果を利用してタンパク質を分解させるのがタンパク質分解酵素です。

通常であればハードと従来型のソフトレンズに1週間に1回は必要な手入れになります。

「1週間に1回タンパク除去を」と言う場合は、この「タンパク分解酵素」を使うと言う意味になります。

使い捨てが主流になりつつある今、やっていない人が意外にも多いのではないでしょうか。

ハードレンズは「洗浄すすぎ液」に同じブランドの「タンパク分解酵素」の入った液体を右に一滴、左にも一滴、保存する際に加えてください。

最近は「洗浄すすぎ液」に「タンパク分解酵素」の配合された1本タイプもあるので、非常に便利です。

ソフトレンズ用は「タンパク分解酵素」の錠剤と液体があります。

やはり、毎日行うケア用品と同じブランド製品を使う必要があります。

錠剤は1週間に1回でいいのですが、液体は「毎日一滴」やらなければいけないようになっています。

これを知らない人は非常に多いと思います。

ブランドによっては錠剤と液体の両方を販売しているところもあります。

錠剤がなく液体だけ販売しているところもあるので、1週間に1回がよければ、タンパク分解酵素の錠剤を販売しているブランドに合わせるように、ケア用品自体を換えなければいけません。

そして、「タンパク除去」は2ウィークなどのレンズには必要ありませんが、汚れには個人差があるので、タンパク除去をしてもいいことになっています

タンパク分解酵素は「こすり洗い」よりも「つけておく」ことで効果を発揮します

人の使うエネルギーも最小限ですね。

まとめ

・タンパク質分解酵素(以下酵素)はキレートとは違う!

・酵素は主にハードと従来型ソフトに使う。

・通常は1週間に1回酵素を使う必要がある。

・ハードは酵素が配合された1本タイプがある。

・2週間以上使えるコンタクトは酵素を使う必要はないが使っても大丈夫。

・酵素は通常錠剤だが液体タイプもある。

・液体タイプは毎日使う必要がある。

・酵素を使ったらしっかりすすぎを行なうこと!

如何ですか?

従来型以外をお使いの方は期限を守って使えば問題ありません。

期限まで心配な方は御検討ください!

次回からは実際の商品を手に取るための練習編です。


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コンタクトレンズ、ケア用品のおすすめ

基礎編では洗浄と消毒の考え方についてお話しました。


前回の汚れ対策のターゲットは油汚れでした。

今回ケア用品のおすすめ第4弾のターゲットはミネラルです。

タンパク除去が出来るタンパク分解酵素はイコールではないので注意をして下さい。

成分と作用機序が解れば成分表を見て判断出来るようになります。

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金属封鎖剤と洗剤

金属封鎖剤って何?

洗浄には界面活性剤以外にも金属封鎖剤というのが配合されています。

カルシウム、マグネシウム、鉄などのいわゆる「ミネラル分」は金属元素と呼ばれています。

金属元素を封じ込めるといった意味から金属封鎖剤と呼ばれます。

逆に非金属元素と呼ばれる物には酸素や水素、窒素などがあります。

タンパク質が絡まって頑固なタンパク汚れを形成する時にタンパク同士をつなぐのがカルシウムイオンです。

金属封鎖剤はこのカルシウムイオンを取り除くことでタンパク質の除去効果を手助けしてくれるとうワケです。

よって、成分表にタンパク分解酵素の記載なくタンパク質除去が出来ると書かれている場合は金属封鎖剤だと思って構いません。

主な目的はミネラルの分解除去です。

タンパク質分解酵素の働きとは全く違いますので注意して下さい。

カルシウムイオンはプラス、金属封鎖剤はマイナスの電荷を帯びています。

ハードレンズのケア用品には「金属封鎖剤」の記載はなく、ソフトレンズのケア用品には成分名の記載が見られます。

調べたわけではないので断言は出来ませんが、常識に照らし合わせると記載がなくても金属封鎖剤は配合されていると考えられます。

またミネラル分は涙に由来するものと水道水に由来するものがありますが、配合されていない場合、固形物の付着したハードレンズが多いはずだと言う筆者の経験値にも寄ります。

固形物の付着は実際には非常にまれです。

ハードレンズは水道水を使うため「水道水由来」の汚れが付着しやすいことは理解頂けると思います。

ソフトレンズは水道水を使わないので水道水由来はないだろうと思わないで下さい。

ソフトレンズにも「水道水由来」はちゃんと存在します。

それはレンズケースに残っているミネラル分です。

レンズケースは水道水で洗いますよね。

自然乾燥させたときに残ったミネラル分にも作用するように金属封鎖剤は配合されているのです。

キレートレモンに含まれるクエン酸やEDTAもキレート剤!

ちなみにこの金属封鎖剤は、別名「キレート剤」とも呼ばれています。

キレートレモンと言えば、レモンに含まれるクエン酸を思い浮かべる方も多いのでは?

キレートはギリシャ語の「蟹のハサミ」が由来で金属イオンをハサミ込むというのが語源です。

コンタクトレンズのケア用品にはキレート剤が配合されているわけですが、その成分を以下に記載します。

クエン酸

EDTA ; エデト酸塩、エデト酸ナトリウムも同じ物

リン酸

ハイドラネート

これらには緩衝剤や抗酸化剤の役割を担っているものもありますが、全部金属封鎖の役目(キレート効果)を持って配合されます。

基本的に界面活性剤の働きを助ける役目もあり、界面活性剤が入っているものには添付されていると思っていいです。

と言うことは必然的にこすり洗いが必要ですね。

まとめ

・ミネラルの汚れをターゲットにした成分が金属封鎖剤。

・キレートとも言う。

・タンパク質除去出来ると書いてある場合があるが、タンパク質分解酵素とは全く違う。

・界面活性剤の入った物には通常配合されている。

・以下の成分はキレート剤。

クエン酸
EDTA
エデト酸塩
エデト酸ナトリウム
リン酸
ハイドラネート

如何ですか?

違いが分かってくると面白いですね。

次回はタンパク質分解酵素のメカニズムとキレート剤の違いを解説します。

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次回に続く、

コンタクトレンズ、ケア用品のおすすめ

前回は洗浄と消毒の考え方についてお話しました。

今回はケア用品のおすすめ第3弾の洗浄、つまり汚れ対策について解説します。

汚れのターゲットは

油、ミネラル、タンパク質

主にこの3つです。

その理由は前回お話ししましたね。

汚れを落とすには何をターゲットにするのかを考える必要があります。

成分によってターゲットとする汚れと作用機序が異なるからです。

まずはコンタクトレンズに付着した油汚れを落とす成分の話から。

とその前に、、、

油と脂の違いを手短に、、

常温で液体のものが油、個体のものが脂です。

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界面活性剤と表面張力

界面活性剤って何?

界面活性剤といえば洗剤を思い浮かべる人もいるかと思います。

界面活性とは簡単に言えば物質の引力を弱める働きを言います。

そして一本のマッチ棒の様な形をしていて、頭の方が水と仲良しな性質、棒の方が油と仲良しな性質を持っています。

このマッチ棒の頭に水がくっつき、棒に脂がくっつきます。

普通、油汚れのあるところに水道の水を勢いよく流しても油ははがれませんよね。

水と油は混ざらないですからね。

それは油の分子と油の分子とが引力によってくっついて油汚れが形成されているからです。

水分子の引力では油分子を引っ張るだけの力はありません。

そこにマッチ棒を何本か登場させます。

マッチ棒の棒が油の分子を引っ張ってきて油を浮かせます。

汚れから離れた油分子の周りをほかのマッチ棒が取り囲みます。

マッチ棒の頭は水と仲が良いのでそのまま水道水に混ざって流れていきます。

絵を見ていただくのが一目瞭然かもしれませんね。

これが界面活性剤特有の表面張力を弱めると言う働きです。

今は水道水に流れていく状況を説明しましたが、絵をご覧の通り界面活性剤に取り囲まれることによって水の中に油を混ぜることができます。

界面活性剤は洗剤だけでなく、水と油を混ぜる成分なので、食材にも広く使われています。

たとえば、マヨネーズです。

おなじ容器にお酢と油をいれると分離してしまいます。

でも卵をいれてまぜるとマヨネーズになってと分離しなくなりますよね。

卵の黄身にふくまれるレシチンという物質が水と油をまぜる界面活性剤の働きをしているからです。

レシチンには油と水を捕まえる能力があるのです。

水と油が混ざるというのは1つのポイントですね。

他にも牛乳に含まれているカゼインは水分と乳脂肪を捕まえる機能があります。

脂肪酸の脂っぽい性質にカゼインの脂っぽい部分が取り囲んで牛乳の水中に安定しているのです。

界面活性剤を取り囲んだ油が光を通さず濁って見える状態を「可溶化」と言い、ミルクのように白濁しているものは「乳化」といって取り囲まれた物質が光を通さない状態をいいます。

このように、界面活性剤は、本来なら分離してしまう様な成分同士をつなぐ役割を持っています。

マヨネーズでお分かりの様にお酢と油と卵を一緒に置いておくだけではマヨネーズにはなりません。

コンタクトレンズをこすり洗いする理由

混ぜる動作が必要です。

それと同じで界面活性剤が入ったケア用品は基本的に混ぜる様な行為、つまりこすり洗いをしなければ油よごれは落ちません

界面活性剤フリーというのもありますが、入っていなければなおさら落ちません。

界面活性剤フリーは界面活性剤を配合していません。

界面活性剤に対するアレルギー反応を示す人の為にあるのでアレルギーのない人は必ず界面活性剤のものを選んで下さい。

ケア用品に含まれる界面活性剤の成分名

界面活性剤が入っているかどうかは成分表で確認できます。

ただし、メーカーの身勝手(ユーザー本位ではなく)で界面活性剤にワザワザ名前をつけて売り出しているので界面活性剤フリーと書かれていなければ、それは界面活性剤が入ってると思って良いです。

ちなみにどんな名前があるか載せておきます。

ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール

プロピレングリコール

ポロキサミン

ポロクサマー

テトロニック

これらは全て界面活性剤です。

まあ、一般の方にはまず分かりませんよ。

そもそも教える人達の理解も乏しいですしね。

筆者に言わせれば、これで正しい手入れをしましょうと言うには無理があります。

これら界面活性剤の優劣はありません。

ターゲットは油汚れです。

しっかりと決められた手順を読んでそれを実践する事が大切です。

まとめ

・汚れには油脂とミネラルとタンパク質がある。

・界面活性剤は水と油がくっ付く物質

・界面活性剤は油脂をターゲットにした成分として配合。

・界面活性剤と書いていなくても以下のものは界面活性剤。

ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール
プロピレングリコール
ポロキサミン
ポロクサマー
テトロニック

・界面活性剤は擦り洗いで効果が得られる。

・界面活性剤は汚れを浮かせた後にレンズの表面に潤いベールを作る。

・界面活性剤アレルギーの人は界面活性剤フリーを使うこと!

如何でしょうか?

汚れは油脂だけではないので、その他の汚れ対策を次回以降解説します!

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次回に続く、

コンタクトレンズ、ケア用品のおすすめ

言葉を正しく使い分ける

正しい手入れをしましょう!

コンタクトレンズユーザーなら一度は耳にすると思いますが、筆者に言わせると眼科のスタッフも販売店のスタッフも全く理解していません

スタッフが理解してないのに一般の方々が出来るわけがないんです。

あなたが知らないのも無理はないのです。

今回はケア用品のおすすめ第2弾、微生物対策の話です。

手入れを理解するには先ず言葉を理解する必要があります。

難しくないので安心して下さい。

「消毒」「殺菌」「滅菌」「防腐」「除菌」「抗菌」

あなたはこれらの使い分けが分かりますか?

これらの用語は微生物の生命活動をどの程度抑制できるかを表しています。

先ずは定義を3つ日本石鹸洗浄工業会のホームページからまとめてみます。

殺菌とは、殺菌と消毒、滅菌、抗菌、防腐、除菌の違い!

滅菌:有害・無害を問わず、対象物に存在している全ての生物、ウィルスを完全に(一匹残らず)死滅させるか除去すること。

消毒:対象物に存在する病原性のある微生物を、その対象物を使用しても害のない程度まで減らすこと。あるいは感染力を失わせるなどして、毒性を無力化すること

殺菌:菌を殺すこと。対象や程度を含まない概念。

まずは、「滅菌」と「消毒」の違いを確認しておきましょう。

滅菌は普段の生活の中では不可能です。

どこまでやっても菌や芽胞(がほう)が絶対に残ります。

芽胞とは細菌が劣悪な環境になった時に自らの尻尾を切り落とし卵の様な状態で生き残る形態の事です。

芽胞として生き残った細菌は環境が整った時に再び尻尾を生やし増殖するのです。

滅菌をする為には高圧滅菌装置やガス滅菌装置を使って芽胞まで死滅させる必要があります。

病院などの施設でしか出来ません。

滅菌をする事により手術器具が安心して使用出来るようになります。

ちなみに病院では清潔と言えば滅菌された状態を言い、菌1個、芽胞1個でも不潔と言います。

普段の生活で行うのは消毒です。

ケア用品はあくまでも消毒が目的です。

殺菌消毒は同じ意味で使われることが多いですが、消毒殺菌を限局した言い方になります。

ケア用品に使われるのは「消毒」という言葉なので、定義中の「対象物」を「コンタクトレンズ」に読み換えるとわかりやすいと思います。

つまり、コンタクトレンズに存在する病原性のある微生物を、コンタクトレンズを使用しても害のない程度まで減らすこと

これが、ケア用品における消毒の目的です。

洗浄の目的ではないですからね。

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次に食品に防腐剤が入っているとかいないとか言う場合の防腐や便座の抗菌コートなどの用語を説明します。

コンタクトレンズでは防腐剤フリー抗菌効果などの文字を目にすると思います。

防腐とは:
①微生物の進入・発育・増殖を防止する
②腐敗・発酵が起こらないようにする
③殺菌作用はないので持続的に働くことが求められる。

ー引用Wikipedia

まずは先ほどの「消毒」を「防腐」と比べます。

掻い摘んでいうと、微生物の数を減らすのが消毒です。

時間が経つと消毒効果は弱くなって微生物は数を増やしていきます。

そこで減らした微生物の数を増やさないようにすることが防腐剤の役目ということになります。

もっと解りやすく例えると消毒は剣で攻撃すること、防腐は盾で防ぐことです。

次は「抗菌」を見てみます。

抗菌細菌の増殖を阻止すること。対象や程度は含まない

これもほぼ防腐に近い用語で盾で防ぐ事ですね。

除菌 : 物体や液体といった対象物や、限られた空間に含まれる微生物の数を減らし、清浄度を高めること。学術的な専門用語としてはあまり使われていない言葉

除菌」、「防カビ」とならんで「抗菌」という用語は「より噛み砕いた、あるいは曖昧な意味」として用いられます。

抗菌」と表示される洗浄液を作っているメーカーで、具体的な成分を聞いたところ、抗菌効果を持っている特定の成分があるのではなく、成分の配合比率によって「抗菌効果」が現われる、ということでした。

しかも、定義を見る限りではどの細菌に対して、どのくらいの効果があるか解らないといったものです。

もし菌を殺す効果の強調やその必要性を宣伝するなら、「消毒」または「殺菌」という用語を使います。

だから、こういった曖昧な用語に惑わされて、抗菌や防腐だから安心だと思わないで、定期的に洗浄保存液の交換にこそ意味があるのだと認識することが大事なのです。

基本的につけおきのタイプが消毒で、中和やすすぎが必要です。

こすり洗い不要のケア用品

洗浄成分は含まれていません

なので、中和するタイプは汚れがよく落ちると言っているスタッフがいますが全く根拠のないデタラメです。

しかし、中には微量な界面活性剤が含まれていて泡の弾ける物理的な衝撃によって油汚れを落す効果を狙った商品もあります。

こすり洗いのタイプにも消毒液は入っていますが目に入れても刺激がない程度の弱い効果です。

大まかですが汚れ対策はこすり洗い消毒はつけおきタイプとなりますのでよく覚えておいてくださいね。

こすり洗い不要のケア用品はなぜこすり洗いが不要なのか、それは洗い(洗浄)ではなく消毒だからなのです。

時間の経過で菌を殺すことを目的としているのです。


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次回に続く、

コンタクトレンズ、ケア用品のおすすめ

インターネットや薬局でコンタクトレンズのケア用品を探したけど、商品が多すぎて結局のところ何が良いのか分からないと言う方は多いのではないでしょうか?

安心してください!

ケア用品をおすすめしている眼科や販売店の人ですら全然理解していませんから。

だから一般の方に分かる訳がないんです。

大丈夫です!

実はそんなに難しくないんです。

絶対に分かるように説明します。

ほんの少しだけ言葉の意味を理解してもらえば、あとはあなた自身で選べる様になります。

洗浄と消毒の違いが分かる!

まずは言葉を知ろう!

では今日の最初の言葉です。

洗浄・消毒

みなさんは洗浄と消毒を一緒くたに捉えています。

パッケージにも並べて書かれていますのでスタッフの人もごちゃ混ぜで考えています。

でも、洗浄と消毒は全く別の概念です

よく考えてみてください。同じ概念であれば洗浄だけ若しくは消毒という言葉だけで事が足ります。

そこにワザワザ2つ言葉を載せる理由はそれぞれ別の概念があるからです。

良いですか?

洗浄とは汚れに対して使います

一方で、消毒とは微生物に対して使います

と言うことはコンタクトレンズについた付着物のなかで汚れを落すのか微生物を落とすのか対象が違うと言うことです。

汚れとは油、脂、ミネラル、タンパクを対象としていて微生物を含める場合もありますが、微生物はウィルスや細菌を対象とし油やミネラル、タンパクは含みません。

だから、

消毒してください=微生物をやっつけて下さい。

消毒液=微生物をやっつける液。

洗浄してください=汚れを落として下さい。

洗浄成分=汚れを落とす成分。

と言う事なのです。

どうですか、難しくないでしょ。

じゃ、話を進めますね。

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洗浄液と消毒液の成分の違いが分かる!

ケア用品の成分に違いを生むもの

ケア用品が対象としているのは涙由来とそうでないものがあります。

涙は3つの層になっっています。

油の層

最も空気に触れる側。角膜から遠い側。にあります。

水分を蒸発させにくい様に外側に居るわけです。

水の層

真ん中に水があります。

水の層の中に免疫成分、カルシウム、ナトリウムなどのミネラル分ですね、それから抗酸化物質などが存在します。

タンパクの層

最も内側。角膜に密着している。

もし、タンパク質がないと、水が表面張力によって丸くなるので、直ぐにポロっと角膜から流れて逃げてしまいます。

タンパク質が角膜に広がることによって水分が角膜全体に広がって潤いが生まれるのです。

以上の目を守るために必要な成分がコンタクトレンズに汚れとして付着するのです

この様な汚れ対策をするのが洗浄液になります。

涙由来以外で言えば、目の周りや指に付着している油よごれ、ほこり、角質、化粧、細菌のどの微生物です。

また、レンズケースに付着した微生物などもあります。

微生物はヒトにとっては汚れでしかない付着した淡白質を餌として繁殖します。

この様な微生物対策をするのが消毒液、消毒成分になります。

汚れ対策と微生物対策の事を洗浄・消毒と呼ぶわけですね。

次回はそれぞれの対策の細かい点を解説します。

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次回に続く、